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人文学部  三浦  楓 

留学報告

留学先:アメリカ合衆国・コロラド州立大学
期間:2011年8月〜2011年12月

 約4ヶ月という短い間でしたが、今回の留学を通して異文化に触れ、さまざまなことを学び、成長できたと思います。最大の目的は英語力を身につけることでしたが、それ以外にも自分とは異なる文化的背景を持った友人と出会い、お互いの国や文化について知ることができました。日本にいたならば決して経験できなかったであろう貴重な経験をすることができ、留学を支援・後押ししてくださった家族、友人・先生方、大学の留学支援担当の方々、校友会の皆様には深く感謝しています。ありがとうございました。
 留学先での授業は朝早く始まり毎日の課題の量も多く、慣れるまでは大変でした。母国語でない英語に囲まれる生活の中で、挫折しかけたこともありますが、留学先で出会った友人や日本にいる友人たちの支えがあり、最後まで頑張り通すことができました。授業の中で1番努力したのはWritingで、1つのタームで2回エッセイを書いたのですが、教科書から参考になる文を引用し、自分の意見を述べるというスタイルだったためとても苦労しました。先生の添削を受けて何度も書き直し、最終的には高い評価をいただくことができた時の喜びは大きかったです。大変な思いもしましたが非常に有意義な授業でした。
 普段の学校生活・寮生活では、アメリカを始めさまざまな人種・国籍の友人と出会うことができ、何度もカルチャー・ショックを経験しました。1番の友人は日本語を学んでいるメキシコ人の両親を持ったアメリカの女の子で、お互いに英語と日本語や文化を教えあいました。日本語や日本文化を教える際に自分でも考えることも多く、アメリカにいながら日本のことについて深く考えるきっかけにもなりました。その友人以外にもフランス、インド、オランダなどさまざまな国から私と同じく短期留学で来た友人や、もちろんアメリカで生まれ育った友人と英語を使ってコミュニケーションを取れるようになったことは大きな成果だと思います。留学に行く前は頭の中で日本語を英訳する作業を行ってから話しており、話す機会を逃してしまうことも多々ありました。しかし日常生活程度であれば、留学生活の終わりのころには頭の中で考えることなく、日本語と同じレベルとまではいかなくとも、すらすらと話すことができるようになりました。英語を自分のものとして“話す能力”を身に着けることが目的だったので、一応の目標は達成できたと思います。
 今回の留学を通し、世界共通語としての英語の重要さを改めて肌で感じました。これからの社会はグローバル化が進み、英語の重要性も高まるでしょう。今回の留学で身につけた基礎的な英語力、そして自信を胸に、社会に出たときや将来再び日本を飛び出したときに英語を自分の武器として活かせるよう、勉強を重ね、努力していきたいと思います。

人文学部 三浦  楓 人文学部  三浦  楓