2020 CAREER HANDBOOK
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満足度高い低いバイオ化学工学専攻博士前期課程 2年Y.Iさん(福島県出身)File10大学院理工学研究科(工学系)CAREER DESIGN「信頼」を重視した社会人生活を送りたいです。学生生活、研究や地域の方との活動においても「信じあえる関係」から生みだせるものは大きいと感じた為です。仕事仲間や周りの方々を信じ、誰かを支えられる人になりたいです。大学院修了後の抱負を教えて下さい自分の存在意義が果たせるか考えて就職先を決めました。私は大学院2年の秋に就職先を変更しました。当初は充分に自分の夢と向き合わないまま就職活動に区切りをつけてしまいました。しかし自分のこれまでの決断の軸や10年後のなりたい姿、そして社会・自分にとって良いことは何かを考えたときに今までとは異なる方向性が見え、最終的に「暮らしを豊かにするモノづくり」を行う地元企業様に内定を頂きました。その時々で熱意をもって取り組めることを考え自分らしい選択が出来ればいいのではと思います。修了後の進路を決める際のポイントは?様々な年齢・分野・環境にいる方々と関わり、想いや考えに触れる経験を積むことをおススメします。自分がどのような人間か、何に納得できなくて何にワクワクするのかは、周りの人を理解し自分との「違い」に気付くことで徐々にクリアになると思います。皆さんは専門的な学びを極めるチャンスを既に得ています。視野を広く持ち、異分野の方の講演を聞いたり、芸術に触れてみたりすることで、自分の価値に気付き可能性をより広げてほしいです。後輩の皆様へ向けたメッセージ1年生2年生3年生院1年生4年生院2年生一人暮らしの始まり慣れないことの連続。「自立して生活する」ことの楽しさと厳しさを味わう。友人と過ごす時間がただただ楽しかった。米沢キャンパスへ移行選択する専門科目の授業が増え、個人での行動が増えた。1年生の頃と比べどこか寂しさを感じていた。勉強とアルバイトの両立数々のアルバイトを経験。社会の中で、自分は出来ないことばかりだと気づく。課題も忙しく、こなすことで精一杯に。「こんな自分でいいのかな」と思い悩む。バイオ化学を扱う研究に憧れる基礎知識も増え、授業が楽しい。この分野を勉強できて良かったと心から思えた。希望した研究室へ配属決定これからの研究生活にワクワクしていた。「私の就職活動」について向き合う自分の現実と可能性を模索。世界を視野に入れる地元企業に内定知人を通じて企業の人とやり取りすることで納得できる選択が出来た。起業家育成教育を受け商品開発プロジェクトに参加考え方や社会の見方が変わった時期。積極的に人に出会い挑戦するようになった。研究生活の始まり実験の進捗もスケジュール管理も自分の裁量で決まる。先生や先輩・同期の支えで少しずつ進むことが出来た。二度目の就職活動希望した就職先に決定したが、自分が今やりたい事と社会にとっていい事を考え直し、知り合いが周りにいる土地から世界へ挑戦できる機会を探した。Yamagata University CAREER HANDBOOK17

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