2020 CAREER HANDBOOK
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4INTERVIEW先輩たちのキャリアデザイン食料生命環境学科 4年T.Mさん(埼玉県出身)File11農学部CAREER DESIGN大学生活の中で人との関わりは行動や興味につながる大切な要素と改めて感じた経験から、社会人になっても人との繋がりを広げていきたいです。そのために人から信頼され、次の人が興味や行動につながるように貢献し恩返しとして行っていきたいです。大学卒業後の抱負を教えて下さい「食品で世界の生活を豊かにできるか」という軸で就職活動を行いました。専攻していた農業・畜産分野での学びや発見を専門職で活かす道も考えましたが、より多くの人と関わり影響を与えたいという気持ちが強かったためこのような軸になりました。軸を作成する際に具体的なエピソードがあると、それが自信につながり選考が始まっても迷う場面が少なかったです。卒業後の進路を決める際のポイントは?「たこわさ理論」なるものを最近本で知りました。これは子供に好きな食べ物を質問するとおそらくたこわさという回答は生まれないという理論です。なぜなら「好き」や「なりたい」といった感情は経験が多大に影響を与えることから経験をしないことにはやりたいと思うことさえできないのです。であれば経験数を増やし、やりたいことへの確率を上げることを1年生から取り組むと良いと思います。やりたいことに出会えるまでに費やす時間は大学生活にあると思います。後輩の皆様へ向けたメッセージ満足度高い低い1年生2年生3年生4年生現在新たな環境部活ばかりの高校生活と違い、サークルや人間関係など選択肢が増えたことが嬉しかった。毎日ほぼフルコマ必修講義だったので地味に大変だった。重音楽研究会に加入演奏の上達や友人たちと演奏することが嬉しく、熱意を持って打ち込んだことが就職活動時に大いに役立った。インドへ旅の中で多様な価値観に触れた。日常では少ない琴線に触れる事象からその後のキャリア形成に大きな影響を与えたと思う。農場フェスと鶴寿祭サークル長としてイベントの運営。タイトなスケジュールなため朝まで練習したこともあったが、その経験から達成感を得た。卒論・学会学生生活の集大成として忙しい中ではあるが納得のいく研究をしたい。就活へサークルの影響で3年秋まで行動しなかったので周囲への焦りがでた。ただその時間が無駄なものではなく武器になるとも感じた。時間だけはある生活にも慣れ、遊び尽くした結果、4年間このまま終わっていいのかと危機感を覚える。内定Yamagata University CAREER HANDBOOK18やりたいことがあるけど…こんな人にオススメ!

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