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推進に向け南米3カ国・6大学を訪問

2016年1月12日(火)掲載

 平成27年度に山形大学が採択された文部科学省の「大学の世界展開力強化事業-中南米等との大学間交流形成支援」『山形・アンデス諸国ダブル・ト ライアングル・プログラム』を推進するため、2015年10月20日から11月13日にかけて、山形大学教育・学生支援部の山崎眞二教授、農学部の西澤隆 教授、ラリー・ロペス准教授、理工学研究科の綾部誠准教授、教育・学生支援部の長南靖副課長が、南米のボリビア多民族国、ペルー共和国、チリ共和国の3カ 国を訪問しました。

 今回は、山形大学の包括的学術協定校である南米3カ国・6大学、ペルーのペルー・カトリカ大学、国立工科大学、国立サンマルコス大学、ラ・モリー ナ国立農業大学、ボリビアのサンアンドレス国立大学、チリの国立タルカ大学の計6大学を訪問しました。また各国のJICA(国際協力機構)事務所と日本大 使館を訪問し、プログラムの推進にあたり引き続き協力を得ることで合意しました(ボリビア日本大使館の江崎参事官と山本JICA事務所長、ペルーの株丹大 使と江口JICA事務所長、チリの二階大使と小林JICA支所長代理)。

 各大学では今後、プロジェクトで取り組む日本人学生の短期・中期派遣および南米3カ国から短期・中期で受入れるプログラムの内容について、進め方 などをそれぞれの学長らと会談し、基本的な実施方法について確認・合意をしました。またペルーでは戦略的大学連合(Alianza Estratégica)のビクトル・ウルナガ事務局長とも会談し、ペルーの学生の中期・長期派遣(学位取得のための留学)に関わる同機構からの学資融資 制度の山形大学への適用についても合意をしました。

 本プログラムの推進にあたり、山形大学では、ペルーのカトリカ大学にあるサテライトオフィスの機能を拡充・強化し、常駐の職員を配置するととも に、カトリカ大学、サンアンドレス国立大学、国立タルカ大学の3大学において日本語基礎講座を開始することになりました。また山形大学内でもスペイン語の 講座を順次、準備・開始します。 今回の訪問では、サンアンドレス国立大学、カトリカ大学、国立タルカ大学において山形大学を紹介するセミナーを実施し、新しいプログラムについても紹介を 行いました。それぞれの大学からは、多数の学生が参加しました。

ペルー・カトリカ大学副学長との会談・協議

カトリカ大学でのセミナー(ペルー・リマ)

カトリカ大学での山形大学紹介

国立サンマルコス大学長との会談(ペルー・リマ)

サンアンドレス・ボリビア国立大学長との会談

サンアンドレス大学でのセミナー(ボリビア・ラパス)

国立サンマルコス大学 国際交流担当者との会談・協議

ラ・モリーナ国立農業大学長との会談(ペルー・リマ)

国立工科大学長との会談(ペルー・リマ)

国立タルカ大学長との会談(チリ・タルカ)

タルカ大学でのセミナー(チリ・タルカ)