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南米3カ国短期派遣を行いました

2017年3月29日(水)掲載

2月25日から3月16日までの20日間、山形大学4名、鶴岡工業高等専門学校1名、米沢栄養大学1名の計6名の学生が短期派遣プログラムで南米3カ国を訪問しました。ボリビア・チリに加えて、本年度はペルーで初めて協定4大学の協力を得て各キャンパスでの研修を実施しました。南米の大学からは日本語クラスの受講者を中心にのべ60名以上の学生が参加して密度の濃い交流活動となりました。山形の冬から一転してペルーの蒸し暑さ、ボリビアの4000Mを超える高度、チリの昼夜の寒暖の差と変化の激しい環境でしたが、各人体調管理に怠りなく元気に全日程を終了しております。

以下その行程と写真による報告です。

2/25(土)

成田発、ヒューストン経由で同日深夜ペルー・リマ着(ユナイテッド航空)

ペルー2/26(日)-3/2(木)

ナスカにて山形大学が発掘調査を進めるリャマ地上絵見学、山形大学ナスカ研究所で地上絵講義と日本人学生による日本及び山形の紹介,アントニーニ博物館見学
カトリカ大学、サンマルコス大学、ラ・モリーナ農業大学、国立工科大学で講義と歓迎会

リャマの地上絵見学 - ナスカ
夜も明けきらぬ早朝にホテルを出発、岩山にリャマの絵がはっきりと見える。

カトリカ大学工学部でロボットと記念撮影 - リマ
日本語でも挨拶するロボットのNAO君と。昨年の短期日本留学生も全員参加し、旧交を温める。

サンマルコス大学・考古学博物館 - リマ
見事なパラカスのマント。一般公開されていない貴重な展示品を見学。

サンマルコス大学・歓迎会 - リマ
ペルー南部の伝統的ダンスを学生が熱演。最後は日本人学生も踊りの輪に加わります。

ラ・モリーナ大学学生によるカバージョ・デ・パソ(馬と人間の踊り) - リマ
女性の乗馬姿が優雅。

ラ・モリーナ大学辛子農場 - リマ
300種類以上の辛子が栽培されていて、日本はアメリカに次ぐ有望市場として期待しているとのこと。日本未発売の辛子のお味は如何?

ボリビア3/3(金)-3/8(水)

リマ発、ラパス着(ラタム航空)
ラパス、サンアンドレス大学でのボリビア紹介と交流会、ラパス市内見学
ウユニ、鉄道墓場とゴミ放擲現場見学、小学校訪問、ウユニ塩湖見学
ポトシ、モネダ博物館見学

サンアンドレス大学交流会 - ラパス
伝統的な歌と踊りをボリビア側学生が披露。日本側からは日本と山形の紹介プレゼンテーションを行います。

汽車の墓場 - ウユニ
付近の鉱山で採掘されるスズを輸送するために欧州から導入された鉄道ですが、修理ができないために壊れた汽車は放置されました。国際関係と技術の重要性を考えさせられる風景です。

小学校でのゴミ問題啓蒙授業 - ウユニ
始めはびっくりしていた子供たちともすぐに仲良くなります。容赦のないスペイン語レッスン?

ウユニ塩湖での記念撮影 - ウユニ
はるばる来たぜ!

チリ3/9(木)-3/13(月)

ラパス発、サンティアゴ着(ラタム航空)
タルカ大学にて講義と歓迎会、ホテルにて学生手料理の夕食会、タルカ近郊見学
サンティアゴ、中央市場見学、国立天文台チリ支所で講義
サンティアゴ発、リマ着(ラタム航空)

タルカ大学歓迎会 - タルカ
伝統的な踊り、クエッカを教わる。

夕食会準備 - タルカ
チリ人学生とスーパーで買い物をした後、ホテルの厨房で日本側はそぼろご飯、チリ側は伝統的なパン料理を作ります。

夕食会 - タルカ
宿泊ホテルで夕食会を開催し、学生交流を行いました。夕食会中には南米学生と日本人学生双方によるプレゼンテーションも実施しました。

イエルバス・ブエナス博物館 - タルカ
近郊 チリ独立時、戦場となった場所に建てられた博物館で南米の歴史の一端に触れる。

再びペルーへ3/14(火)

リマセントロ地区見学、ミラフローレスにて自由時間

アルマス広場 - リマ
4大学から23名の現地学生が参加しての市内見学。サンマルコス大学観光学科学生がガイド役をつとめます。

帰国の途に、そして無事成田到着3/15(火)-3/16(木)
手にしているのはペルー学生より贈られた寄せ書き。