受験生の方へ

アドミッション担当 門馬甲兒教授からのメッセージ(2020/04/24)

大学を目指す高校3年生の皆さんへ

 皆さんは昨年までは英語の資格・検定試験や大学入学共通テストの記述式問題の導入など入試制度の変更に翻弄されてきました。そして今回は大切な3年生0学期のこの時期、部活動もできず突然学校が休業になりました。もう1ヶ月以上の時間がたちました。実は私もそうなのですが多くのことを抱えながらも何か気持ちが前向きにならない日々が続いています。
4月になりました。もう、そんなことは言っていられません。気持ちを入れ替えて始めようじゃないですか。

 まず、一般入試を考えている生徒さん。来年1月は初めての大学入学共通テストになります。今年の大学入試センター試験はやってみましたか?違いは、大学入試センター試験は平均点が60%,大学入学共通テストは平均点が50%となるのを目標に問題が制作されます。要は問題が難しくなる、ということです。では何をすればいいのか。それでも、大切なことは基本の問題はしっかりできるようにすること。そして、文章をしっかり読み取れる力をつけてください。

具体的には、英語です。もう1ヶ月あったのですでにやっていてもらいたいのですが、この時期に英単語(多くの学校では買ってあるものがありますよね)を時間があるので毎日5ページなどと決めて取り組んでください。3年生の教科書はありますよね。予習をしっかり取り組んでください(どう予習を行うのかが大切なのですが文章で伝えるのは大変なのでここでは書きません)。

数学はⅠA、ⅡBともにまずは問題集の基本問題をすべての単元、完璧に解けるようにしてください。それができたら標準問題に取り組むことです。国語は新聞を読んでほしいですね。新聞記事は読みやすい文章ですし、世の中のこともわかります。古文と漢文は受験勉強です。古文は古語単語と文法。漢文は一番薄い問題集をレ点、一二点から馬鹿にしないで取り組んでください。理社は好きな科目を得意科目にするために問題集を一冊あげられるように頑張ってみてください。

総合型(AO)選抜、学校推薦型選抜を考えている生徒さんは、学校が始まったときに担任や進路の先生に自分がなぜこの分野の勉強(学問)をしたいのか、加えてどうしてこの大学なのかということを15分語ることができるように志望動機を考えてください。そのためには自分のしてみたい分野の内容が含まれた本を数冊読んでもらいたいのです。どんな本がいいのかわからなければ、先生方に連絡し、相談してください。ただ、理系は理数の基礎力、文系は文章を書く力と英語力をつけることを意識してください。

君たちはこのような大変な時期に高校3年生になりました。受験勉強を通じて、しっかり人間的に成長してください。社会的に弱い人や厳しい状況の人たちにも暖かい視野を持てる人になってください。そのためにもこの時期を大切に過ごしてもらいたいと思います。

山形大学エンロールメント・マネジメント部 アドミッション担当 教授 門馬 甲兒