2022年3月18日、「山形大学モンゴル同窓会」が設立されました。設立総会はオンラインで開催され、世界各地で活躍する本学卒業生・修了生合わせて11名(入会15名)が集う中、初代会長にガルバドラッハ氏(1999年3月教育学研究科修了、現新モンゴル学園理事長)が選出されました。その後、設立を受けた宣言書が策定され、「山形大学で学んだ会員相互の親睦を図りながら互いの成長を支え合うこと、及び、山形大学の発展を期し、これに協力していくこと」を誓い合いました。本学の海外同窓会の立ち上げとしては、マレーシア、インドネシア、ベトナム、中国に次ぐ5例目となります。

  設立総会では、本学を代表して林田副学長が祝辞を述べるとともに、尤教授と中村教授が本学とモンゴルとの交流に係る歴史と今後の考察についてプレゼンしました。林田副学長は、祝辞の中で、新型コロナウイルスの感染拡大等により交流形態に制約を受けざるをえない今だからこそ、この度のオンライン設立総会に象徴されるように、「できることから取り組む」姿勢が必要と指摘しました。本学のモンゴル人卒業生・修了生は、母国モンゴルのみならず、日本全国、さらには、世界中で活躍を続ける傾向が強く、それゆえオンラインであるからこそ、より多くの参加を得られた展開も注目されました。