社会的責任を保持し、法令等に基づく適正な業務執行を推進するため、7月25日、「令和4年度山形大学コンプライアンス研修」を小白川キャンパスで開催しました。本研修会には、本学の事務職員(係長級)14人が参加し、公的機関における重要な法令全般について理解を深め、業務上におけるコンプライアンスの資質向上を目的とした研修に取り組みました。

 研修会は、講師に茂木和剛氏(株式会社シー・イー・アイ)を迎え、講義・演習・討議の各形式を織り交ぜたプログラムで構成。冒頭にはコンプライアンスの基本や本質、体制のあり方等をテーマに、茂木氏による講義が行われ、「コンプライアンスとは、ルールをきちんと守ること。そのためにはまずはルールをきちんと理解すること。そして職場内でルールをきちんと守らせることも大切」と述べられました。

 ケーススタディでは、ハラスメントの防止など、身近な事例を用いて討議を実施。実務上で留意すべきポイントを、事例研究を通して確認しました。全プログラムを終えた受講者からは「各自がコンプライアンスリスクの洗い出しを行い、自らの問題として認識することが重要だと感じた」と感想が寄せられ、コンプライアンスの重要性を再認識する有意義な機会となりました。

 

https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/event/report/20220725_2/