アメリカ研究特殊講義
 Topics in American Studies
 担当教員:宇津 まり子(UTSU Mariko)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
アメリカン・ドリーム、セルフ・メイド・マン、愛と家族というアメリカ文化に特徴的な3つの価値観に着目し、それが文学によってどのように支えられてきたかを前半で学ぶ。後半では、これに対し、マイノリティ作家たちがどのような批判や改変を試みているかを検討する。
・到達目標
アメリカ文化において重要視される価値観が理解できるようになるとともに、アメリカ国内においてもそういった価値観に対する抵抗や批判が存在することを理解できる。

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
スライドやパワーポイント、プリントなどで資料を提示しつつ、講義形式で行う。
・日程
第1回:オリエンテーション
第2〜7回:アメリカン・ドリーム、セルフ・メイド・マン、愛と家族(2回ずつ)
第8回:前半のまとめ
第9回〜14回:女性作家、黒人作家、ネイティブ・アメリカン作家、アジア系作家をとりあげ、前半で学んだ価値観に対する批判と抵抗の様子を提示する。
第15回:まとめと試験

【学習の方法】
・受講のあり方
前半では規範を「作る側」、後半ではそれを「批判する側」「壊す側」の声に注目することになる。視点が変わるということに注意して欲しい。
・授業時間外学習へのアドバイス
コメントペーパーやクイズなどを日常的に取り入れていくので、十分な準備をしてのぞむこと。

【成績の評価】
・基準
主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合いを基準とする。
・方法
上を基準とし、日常のコメントペーパーと授業参加30%、定期試験70%で評価する。

【テキスト・参考書】
特になし

【その他】
・オフィス・アワー
オリエンテーションで周知する。

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