【授業概要】
・テーマ
理学部5学科の学問・研究を知り、自然科学全般にわたる幅広い視野と見識を身に付ける。
・到達目標
所属学科の専門に縛られない柔軟な発想と創造性を養う。
・キーワード
基礎 自然科学
【科目の位置付け】
本学部の教育目標を実現する学部共通科目の一つとして、幅広い視野と探求心の教授を通して、豊かな人間性に基づいた責任感と倫理観を持ち、社会の要請に対して独創性と柔軟性をもって対応できる自然科学の専門的素養をもった人材の育成をめざす。
【授業計画】
・授業の方法
理学部の5学科それぞれが3回の講義を行い、合計15回の講義を行う。各回の講義は他の講義と独立で,1回毎に完結した内容となっている。 金曜日の16:30-18:00に大講義室(S401)で開講される。
・日程
( 1) 4月15日 地球を探る(1)テント生活でカムチャッカの地質を探る 本山 功 ( 2) 4月22日 地球を探る(2)化学分析ができる電子顕微鏡で地球物質を探る 中島 和夫 ( 3) 5月 6日 地球を探る(3)地震波で地下の構造を探る 長谷見 晶子 ( 4) 5月13日 数理統計学 石渡 聡 ( 5) 5月20日 情報を便利に伝える数学 脇 克志 ( 6) 5月27日 全てを想定する 松田 浩 ( 7) 6月 3日 イメージングプレートってなに 大西 彰正 ( 8) 6月10日 宇宙の蜃気楼:重力レンズ 滝沢 元和 ( 9) 6月17日 いきものから見た宇宙 柴田 晋平 (10) 6月24日 水の環境を考える-生物と水の関係 日野 修次 (11) 7月 1日 未知の領域に挑戦する溶液化学 亀田 恭男 (12) 7月 8日 分子のリングをつくる・つなげる 村瀬 隆史 (13) 7月15日 遺伝子科学の進歩で見えてきた新しい生命像(1)生物進化の分子機構 半澤 直人 (14) 7月22日 遺伝子科学の進歩で見えてきた新しい生命像(2)植物の屈性とオーキシン 菱沼 佑 (15) 7月29日 遺伝子科学の進歩で見えてきた新しい生命像(3)細胞分化と遺伝子の発現制御 品川 敦紀
【学習の方法】
・受講のあり方
今年度は前期に15回の講義が行われ、2年次以上の学生が受講することができる。 平成28年度の開講からは、他の授業科目と同様に、履修登録をしたうえでの受講が認めれらるため、履修を希望する場合は必ず履修登録を行うこと。 (平成27年度までのチケット制(受講する授業毎に履修票を提出する方法)は廃止となる。) 平成26年度以前入学者については、4単位まで単位修得することができる。 平成27年度入学者については、2単位まで単位修得することができる。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習は不要である。 復習は不要である。
【成績の評価】
・基準
成績評価基準は、担当教員(講義)ごとに異なる。各講義の評価(0~100)はレポート、授業時間中の試験等により行われる。
・方法
受講した15回の講義の評価点の平均値(0~100)を成績点とする。その成績点が60点以上ならば合格、60点未満ならば不合格である。
【テキスト・参考書】
特になし。
【その他】
・学生へのメッセージ
高校生、一般の方も受講するので、遅刻等をして聴講の妨げとならないように充分注意されたい。
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