【授業概要】
・テーマ
生態学で扱う現象はとても広く、その全容を理解するためには様々な知識と経験が求められる。この授業では、生態学的視点を養うための第一歩として、植物の生活史戦略や群集の成り立ちについて、野外観察と調査、PCを用いたデータ解析を通じて学ぶ。
・到達目標
1) 野外における基本的な調査方法を習得する。 2) 得られたデータを適切に分析し、十分な考察を行った上で、課題レポートを作成できる。
・キーワード
環境、生活史戦略、植生分布
【科目の位置付け】
生物学科の学習・教育目標B
【授業計画】
・授業の方法
液晶プロジェクターや配布資料を用いた講義と野外作業、PCを用いたデータ解析を行う。
・日程
一部、金曜日~日曜日を利用して集中で行うので、日程に注意すること。詳しい日程は、前期のオリエンテーションで連絡する。 第1回 実験の目的と背景について、室内で講義を行う。 第2回~第9回 野外での観察および調査を通じてデータを収集する。 第10回~第15回 得られたデータを分析し、課題レポートを作成する。
【学習の方法】
・受講のあり方
野外での作業は屋内とは異なる危険があり、重大な怪我や事故につながる可能性があります。必要なものを忘れずに準備し、教員やTAの注意事項を守ってください。また、屋外は必ずしも快適な作業環境ではないことに留意してください。データ解析では、各自のPCを持参する必要があります。
・授業時間外学習へのアドバイス
課題レポートをまとめる際には、配布する資料のほか、関連する文献を参照するようにしてください。
【成績の評価】
・基準
課題レポートにおいて体裁が守られていること、データが適切に分析され、十分な考察がなされていることを基準とする。
・方法
平常点40%+課題レポート60%
【テキスト・参考書】
指定しない。
【その他】
・オフィス・アワー
在室時は随時
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