配属用件を満たした4年次学生は「卒業研究」を履修し、生物学の研究を遂行する。同科目は学生と指導教員との間で十分話し合い、相互理解のもとで研究課題を決定し、その課題について1年間、指導教員の研究室において学生が自主的に取り組む。

問題の提起、方法の選択と実行、結果の分析、問題解決という生物学の研究法を理解し実践する。

各指導教員に与えられたテーマを、自らが主体的に研究する。

理学部生物学科のカリキュラム・ポリシーに準拠

所属する各研究室が専攻する生物学の分野における最新の研究を、テーマの設定から実験・観察を経て、結果の獲得とその意義の理解に至るまで、指導教員と議論を重ねながら実施する。

指導教員および研究室の院生・同級生とともに1年間の研究活動を行い、その成果を卒業研究論文としてまとめるとともに、卒業研究発表会で口頭で発表する。

研究分野と指導教員
動物生態学・植物生態学分野：富松　裕、廣田忠雄
進化・遺伝学分野：玉手英利、半澤直人
系統分類学分野：横山　潤、藤山直之
植物生理・細胞学分野：宮沢　豊、菱沼　佑
動物生理・生化学分野：長山俊樹、中内祐二
動物発生・生殖生物学分野：品川敦紀、渡邉明彦

実験・観察など、研究のための諸要件に積極的に取り組んで下さい。

テーマに沿った研究に必要な知識などを、適宜教科書や科学論文から集めて下さい。
集められた情報やえられた結果をすぐに整理して、内容の理解に努めて下さい。

日常の研究活動、卒業研究論文の内容等を総合的に判断して評価する。

実験・観察への取り組み（40%）、研究のための情報収集（20%）、卒業研究論文の作成（40%）

各指導教員が研究分野とテーマに沿って指示します。

これまで積み重ねた勉学の集大成であることを意識して、積極的に取り組んで下さい。研究上で悩みが生じた場合は、一人で悩まないで、学科長（平成27年度は渡邉）、または教務厚生委員（平成27年度は宮澤）に相談して下さい。最も良い解決策を一緒に考えます。

各教員に問い合わせて下さい。