理科の教材分析A
 Study of teaching materials for science A
 担当教員:深瀬 薫(FUKASE Kaoru)
 担当教員の所属:理学部非常勤講師
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義・演習
 開講対象:全学科  科目区分:教職科目 
【授業概要】
・テーマ
中学校学習指導要領(理科)の学習と中学校理科(エネルギー・粒子領域)の教科書研究を並行して行うことで、それぞれの理解を深める。
・到達目標
指導案作成や模擬授業を通して教科の理解を深め、教材分析や教材開発する力を身に付け、授業づくりの基礎を身に付ける。
・キーワード
理科、指導案、授業

【科目の位置付け】
教科の理解を深め、自ら教材研究し、模擬授業できる能力を養うものである。

【授業計画】
・授業の方法
中学校学習指導要領(理科)の学習と中学校理科(エネルギー、粒子領域)の教科書教材の研究を行い、具体的な単元を設定して指導案作成と模擬授業を行う。
・日程
1)ガイダンス
2)授業づくり(理科)の概説
3)「力と圧力」単元の指導案作成
4)「力と圧力」単元の模擬授業
5)「状態変化」単元の指導案作成
6)「状態変化」単元の模擬授業
7)「電流」単元の指導案作成
8)「電流」単元の模擬授業
9)「化学変化」単元の指導案作成
10)「化学変化」単元の模擬授業
11)「運動の規則性」単元の指導案作成
12)「運動の規則性」単元の模擬授業
13)「酸・アルカリとイオン」単元の指導案作成
14)「酸・アルカリとイオン」単元の模擬授業
15)授業づくりについての総括

【学習の方法】
・受講のあり方
すべての授業に必ず出席すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
エネルギーと粒子領域に関する身の回りの事物・現象に目を配り、教材として活用できそうなものを収集、メモしておく。

【成績の評価】
・基準
授業づくりについて、指導案作成や模擬授業をとおして得られた知識や経験に基づいて、主体的に考察し、積極的に参画できていることを合格の基準とする。
・方法
指導案 50点、模擬授業 50点

【テキスト・参考書】
参考書:中学校学習指導要領解説(理科編)
中学校理科教科書(1年、2年、3年)

【その他】
・学生へのメッセージ
前の中学校学習指導要領(理科)で扱われていない内容や中学校の理科授業で工夫を要する内容について指導案づくりと模擬授業を行い、話し合いをしていく。

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