【授業概要】
・テーマ
造血システムの概要、血液疾患の病因、病態生理、診断、治療、造血幹細胞移植、分子標的薬
・到達目標
造血のメカニズムの理解。代表的な血液疾患の病因、病態生理、診断、治療を理解し説明できること。特に総論からの論理的思考を身につけること。
・キーワード
造血システム、血球の機能・動態、血液疾患の主要症候・検査値異常・特殊検査・診断と治療
【科目の位置付け】
全身疾患として血液疾患を学ぶことで、医学・医療に対する知識を深める。
【授業計画】
・授業の方法
講義・実習(病理学)・グループ学習
・日程
同上、最後にまとめ発表会
【学習の方法】
・受講のあり方
講義・実習・グループ学習を通して、血液及び血液疾患について総論的な視点から、理解・解析出来るようになること。細切れの知識ではなく正常から基本的な理解を応用することにより異常を理解すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
基礎的な部分(正常血液像、リンパ節・骨髄の構造、血球の機能・動態・分化)については既に学習しているはずなので確認しておくこと。血液学は形態学、生物学、分子生物学、免疫学、感染症学の知識理解が不可欠です。 クラスメート(他人)、一般の人々に説明できるようになったかどうか。
【成績の評価】
・基準
・方法
講義の出席・実習の評価・筆記試験の結果で総合的に判断。
【テキスト・参考書】
Wintrobe's Clinical Hematology,Fundamentals of Clinical Hematology(Stevens), Color Atlas of Clinical Hematology(A victor Hoffbrand John E Pettit) 血液病学(三輪 史朗) 血液疾患のとらえかた(池田康夫、分光堂)
【その他】
・学生へのメッセージ
総論から論理的思考に基づき病態を理解することが望まれる。 演繹的思考過程を重視 何故その様な症状が出現するのか? 何故その様な検査値異常が認められるのか? これらを念頭に置きながら、学習を進めることが必要。
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