【授業概要】
・テーマ
保健統計、疫学、疾病予防、生活習慣病、保健・医療・福祉・介護の諸制度 授業形式で上記のテーマについて学んだ上で、課題探求型の実習により理解を深める。
・到達目標
1)主な保健統計の意義と現状とそれに必要な基礎的統計手法について説明ができる。 2)疫学の方法論について説明ができる。 3)疾病予防の原理と具体的方法とその評価法について説明ができる。 4)生活習慣病の概念、病態、予防について説明ができる。 5)保健・医療・福祉・介護に関する制度について説明ができる。
・キーワード
テーマに同じ
【科目の位置付け】
必修
【授業計画】
・授業の方法
対話を重視した講義形式のほか、グループ実習を行う。実習は、10のテーマごとのグループに分かれ、教員がチューターとなってチュートリアル形式で実施する。また、高齢者保健、衛生行政・感染症対策、国際保健、精神保健、がんの1次予防・2次予防、がんの記述疫学・がん登録、循環器疫学などについては各分野専門の非常勤講師に講義をお願いしてある。
・日程
前学年後期に行う講義(入門・総論など)に続き、4月5日から7月1日までの前期に講義・実習を行う。
【学習の方法】
・受講のあり方
講義、実習を問わず積極性が重んじられる。
・授業時間外学習へのアドバイス
講義で興味のあった事項についてインターネットや図書館を利用して理解を深めてほしい。
【成績の評価】
・基準
試験による(出席が3/4に満たない者は受験資格がないことに留意)。
・方法
60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
シンプル衛生公衆衛生学 南江堂 NEW予防医学・公衆衛生学 南江堂 Clinical Epidemiology-The Esential 3rd Edition.Williams & Wilkins(第1版の訳本として「臨床のための疫学」医学書院) 2015・16年版 国民衛生の動向(厚生統計協会)
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