病態生理学
 Pathophysiology
 担当教員:櫻田 香(SAKURADA Kaori)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:通年  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
病態生理学のねらいは,人体機能学で学んだ正常な機能が破綻をきたした場合,どのようなどうなるかを理解することである.代表的な機能の破綻がどのような影響を人体に与えるかを学習する。
・到達目標
心不全、呼吸不全、肝不全、腎不全、ショック、敗血症、DICなど、全身に影響を与える病態を説明できる。
これら対する治療法を概説できる。

・キーワード
病態生理

【科目の位置付け】
生体機能が異常になる原因とその対処法を理解していく中で,根拠に基づく安全な看護実践能力と生涯にわたり自己研鑽していく能力を獲得するための基礎となるものである.(カリキュラムポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
看護機能学、看護薬理学、疾病論、看護病理学、看護微生物学など知識の復習をしながら、病態生理を理解する。
・日程
授業期間:6月~12月
授業時間帯;月曜日10:30~12:00 または 14:40~16:10
授業内容:循環器系の機能と病態・治療,消化器系の機能と病態・治療,内分泌の生理および病態と疾患,呼吸器系の機能・代表的疾患と病態、腎泌尿器系の機能・代表的疾患と病態,など
筆記試験の日程は授業の中で通知する.

【学習の方法】
・受講のあり方
過去に勉強したさまざまな科目を復習しながら、自分の苦手なところを補いつつ学習してほしい。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書の理解だけでは、授業内容を理解することは困難である。
看護機能学、看護薬理学、疾病論、看護病理学、看護微生物学などの教科書の該当箇所を通読することをお勧めしたい。

【成績の評価】
・基準
筆記試験の成績を最重視する.60点以上を合格とし,60点未満を不合格とする.
・方法
試験は1回行う.再試験は場合によっては1回のみおこなう.

【テキスト・参考書】
看護のための臨床病態学 第2版 (浅野嘉延, 吉山直樹)南山堂

42000007-2016-04-41006