【授業概要】
・テーマ
医用放射線の基礎と臨床,および放射線防護. 放射線は広く医療に用いられ,放射線なしには現在の医療は成立しない.一方,放射線は生体に種々の障害をもたらすことも知られている.医療における放射線の利用は,それによって得られる利益が考えられる障害よりはるかに大きいとの判断によって行われる.このことを専門外の人にも分かりやすく説明できることが医療人に求められる.そのための放射線についての正しい的確な知識を習得する.
・到達目標
放射線の人体に及ぼす影響,患者や医療従事者の放射線防護法を習得するとともに,実際の放射線診療について目的と効果について理解する.
・キーワード
放射線と放射能,放射線に関する単位,画像診断,放射線治療,放射線防護.
【科目の位置付け】
放射線の人体に及ぼす影響と放射線診療の内容を理解し,具体的看護のあり方について学ぶ.
【授業計画】
・授業の方法
講義形式(教科書,プリント,スライド)
・日程
10月~11月の火曜日3.4校時に講義を行う。 10月 4日(火) 画像診断1(総論) 細矢 貴亮 10月11日(火) 放射線治療1(総論) 佐藤 啓 10月18日(火) 画像診断2(血管造影) 菅井 幸雄 10月25日(火) 画像診断3(脳) 鹿戸 将史 11月 1日(火) 画像診断4(核医学) 桐井 一邦 11月 8日(火) 画像診断5(救急) 豊口裕樹 11月15日(火) 放射線治療2(各論) 原田 麻由美 12月22日(火) 試験 細矢 貴亮
【学習の方法】
・受講のあり方
教科書,プリントおよびスライドによる講義.
・授業時間外学習へのアドバイス
講義の中で指示する.
【成績の評価】
・基準
筆記試験(100点満点で60点以上を合格とする)
・方法
筆記試験および出席状況
【テキスト・参考書】
系統看護学講座7 臨床放射線学(医学書院)
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