母性の健康と保健
 Maternal and Women's Health
 担当教員:藤田 愛(FUJITA Megumi),山口咲奈枝(YAMAGUCHI Sanae)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
妊娠の成立、性の発生と分化,生殖内分泌,不妊症,婦人科腫瘍がんについて基礎的な知識と産婦人科における看護について講義する。
女性特有の疾患の種類と,その病態を理解・把握することである。
・到達目標
女性の身体は女性ホルモンの変動に伴い,幼少期,思春期,性成熟期,更年期および老年期の各時期にわたり常に変化している。女性の身体の構造と機能および疾病について理解を深め、昨今の産婦人科領域の課題に焦点を当て、女性の健康と保健に関する看護について講義する。
・キーワード
女性の健康と看護

【科目の位置付け】
この授業は,女性のからだの構造と機能及び疾病について,医学と看護の観点から論理的に学び科学的根拠に基づいた看護が提供できる力を身につけるものである。

【授業計画】
・授業の方法
オムニバス形式の講義
臨床で活躍する助産師の講義を取り入れ,学生の理解度を高める工夫をした授業を行う。
・日程
・日程
4月8日~5月27日の金曜日7・8校時(14:40~16:10)
1.月経周期と妊娠の成立
2.妊娠の異常と看護
3.性の発生分化とその異常と看護
4.不妊症の看護の実際
4.婦人科看護の特徴
6.婦人科がんとその看護
7.婦人科看護の最前線
8.試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
女性の身体に特徴的な構造・機能,疾患,および看護について事前にテキストを熟読し講義に参加すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業日程に予定されたテーマについて,あらかじめ疑問点などを整理しておくことにより,授業の理解向上に役立つ。社会的に注目されている生殖医療に関しては,倫理的な側面も考え学びを深めること。

【成績の評価】
・基準
1.女性の身体の構造と機能および疾病について理解している。
2.産婦人科看護について理解している。
・方法
出席・試験により総合的に評価する。
60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
(教科書)
池田正ほか:系統看護学講座成人看護学9 女性生殖器,医学書院,2016

(参考書)
病気がみえるvol9,婦人科・乳腺外科 MEDIC MEDIA 第2版
病気がみえるvol10,産科 MEDIC MEDIA 第2版


【その他】
・学生へのメッセージ
自己学習および授業の中で生じた疑問点については,積極的に授業担当教員に質問してほしい。
・オフィス・アワー
火曜日12:00-13:00

42000078-2016-04-41201