【授業概要】
・テーマ
レゴ マインドストームを用いたロボット工作とプログラミングにグループで取り組むことで,与えられた課題をチームワークで解決するための能力を高めることを目的とする。
・到達目標
(1)グループ内での個人の役割を理解し,責任を持ってその役割を果たすことができるようになる。 (2)コミュニケーション能力(例えば,他者の意見を理解し,それを評価して自分の意見・質問を述べることなど)を高め,グループ内で積極的に討論することができるようになる。 (3)与えられた課題を解決するためにグループ独自の目標・課題を設定し,それを解決することができるようになる。 (4)グループ内で意思疎通して意見を集約・調整し,グループの作業をまとめることができるようになる。 (5)報告書で作業内容や討議内容を適切に報告することができるようになる。 (6)適切な発表資料を作成し,分かりやすいプレゼンテーションができるようになる。
・キーワード
レゴ マインドストーム,チームワーク,グループ内での個人の役割と責任,目標・課題の設定とその解決,意思疎通,報告書,プレゼンテーション
【科目の位置付け】
学習・教育目標A-Dとの対応:C,D●
【授業計画】
・授業の方法
(1)3~4名のグループで役割分担と討議をしながら,レゴ マインドストームを用いたロボット作りの課題に取り組む。 (2)毎回の作業・討議の内容を報告書にまとめる。 (3)作製したロボットについてプレゼンテーションを行う。 (4)作製したロボットの競技会を行い,成果を報告書にまとめる。
・日程
第1回目:講義の進め方とガイダンス,ロボット部品の確認 第2-6回目:基本ロボットの作製(課題1-5) 第7回目:競技会の概要の決定(グループ討議と全体会議) 第8-12回目:競技会用ロボットの作製/競技会の詳細の討議・準備(代表者会議) 第13回目:競技会用ロボットについてのプレゼンテーション 第14回目:競技会 第15回目:表彰式,まとめ,ロボット部品の確認
【学習の方法】
・受講のあり方
(1)自ら積極的にグループ内討議に参加し,課題解決法を自分らで見つけていくものとする。 (2)教員は与えられた課題に対し適宜アドバイスを行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)課題の作製に際しては,作業部屋が空いていれば使用しても良いことにするので,グループで納得がいくまで取り組んで欲しい。 (2)次回の作業・討議に必要な情報等がある場合には,十分に準備しておく。
【成績の評価】
・基準
(1)グループ内での個人の役割を理解し,責任を持ってその役割を果たすことができることを合格の基準とする。 (2)コミュニケーション能力(例えば,他者の意見を理解し,それを評価して自分の意見・質問を述べることなど)を高め,グループ内で積極的に討論することができることを合格の基準とする。 (3)与えられた課題を解決するためにグループ独自の目標・課題を設定し,それを解決することができることを合格の基準とする。 (4)グループ内で意思疎通して意見を集約・調整し,グループの作業をまとめることができることを合格の基準とする。 (5)報告書で作業内容や討議内容を適切に報告することができることを合格の基準とする。 (6)適切な発表資料を作成し,分かりやすいプレゼンテーションができることを合格の基準とする。
・方法
(1)到達目標に記載した項目の到達度について,授業への取り組み(毎回の報告書および成果報告書を含む)70点,プレゼンテーション(発表資料含む)30点の計100点満点で評価し,60点以上を合格とする。 (2)この授業はグループに与えられた課題を解決するための作業・討議等に主体的に関わることが必要であるので,2回以上欠席した場合には単位が与えられない。
【テキスト・参考書】
テキスト:大庭 慎一郎「入門LEGO MINDSTORMS NXT 第2版」ソフトバンククリエイティブ(2010) 参考書:Joe Nagata「Joe NagataのLEGO MINDSTORMSロボット入門」オーム社(2002)
【その他】
・オフィス・アワー
オフィスアワーは初回に伝える。
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