【授業概要】
・テーマ
コミュニケーション能力(記述力、発表力)の習得を行う。 研究成果の口頭発表やポスターセッションの仕方、科学的学術論文の書き方など、実験や調査で得られた結果を情報公開していくための方法を学ぶこと。
・到達目標
プレゼンテーション、ポスターや論文の作成のための基本的な考えや技術を理解し、相手を意識したコミュニケーション能力を高めるための基礎を習得すること。
・キーワード
プレゼンテーション方法、ポスター作成、論文作成
【科目の位置付け】
コミュニケーション能力(記述力、発表力)を習得する上で重要な科目です。
【授業計画】
・授業の方法
教員3名がプレゼンテーションの方法、ポスターの作成および日本語論文の作成をそれぞれ担当して演習を行います。
・日程
プレゼンテーションの方法(5回) 第01週 ガイダンス-5回の内容と進め方- 第02週 プレゼンの方法論-起承転結の意味- 第03週 プレゼンの実際①-テーマを選ぶ- 第04週 プレゼンの実際②-内容を考える- 第05週 プレゼンの実際③-相互評価とまとめ- 卒論作成に役立つエクセル・ワード・パワーポイント(5回) 第06週 エクセルで描いた図表・写真の貼り付け (グラフィック・オブジェクトとその他の貼り付け方の違い,図の挿入) 第07週 ワードを用いた表の作成(小数点揃えの方法) 第08週 エクセルを用いた各種図表の作成方法 (散布図,3Dグラフ,ヒストグラム,対数グラフ,標準誤差,相関係数, 点数をABCなどの評価で表示する方法他). 第09週 パワーポイントを用いた描画方法(実験装置の描画) 第10週 ポスターの作成とA0プリンターの使い方. 日本語論文の作成(5回) 第11週 日本語論文の作成①:文献検索 第12週 日本語論文の作成②:目標と目的 第13週 日本語論文の作成③:方法と考察の書き方 第14週 日本語論文の作成④:図表の作成 第15週 まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
毎時間ともしっかりと内容の整理を行うように心掛けてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
担当教員の指示にしたがってください。授業内容を整理し、理解できなかった内容は授業期間中に解決するように努めてください。
【成績の評価】
・基準
プレゼンテーション方法が身につくこと。ポスターの作成手法が身につくこと。論文の作成能力が身につくこと。
・方法
毎時間の取り組み態度(50点)とレポート内容(50点)から成績を出します。
【テキスト・参考書】
必要に応じて担当教員から配付されます。
【その他】
・学生へのメッセージ
プレゼンテーション能力、ポスターや論文の作成能力はとても重要です。 主に「情報処理演習-Ⅱ」と関連する内容が含まれるので復習しておいてください。また、データ保存のためのUSBメモリを準備してください。
・オフィス・アワー
随時
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