【授業概要】
・テーマ
測量の基礎的理論と技術を修得する。 測量は、土木工学・農業土木・林業土木・緑地および造園工学・地理・考古学などを学ぶ者あるいは測量を職務・業務とする人々にとっては不可欠の基礎科目であり、その知識を身につけることは必要条件となっている。主として農地、農業用施設のための測量技術を修得するため、測量の基礎理論と応用事項について系統的に学習する。
・到達目標
測量士補として必要な知識、技術を修得するとともに、卒業研究等で役に立つ測量・計算法を身につける。
・キーワード
測量,幾何,空間情報技術
【科目の位置付け】
水土環境科学コースの学習目標の2)、4)に該当します。
【授業計画】
・授業の方法
測量機器の取り扱い方、結果の計算方法に重点をおいて、正確な測量を目標とする講義を行います。実技は「測量実習及び製図」で実習すること。
・日程
1.総説(測量の意義・順序・分類) 2.距離測量 3.水準測量の器械 4.水準測量の方法(昇降式) 5.水準測量の方法(器高式) 6.平板測量 7.細部測量 8.角測量 9.トラバース測量の外業 10.トラバース測量の内業(閉合トラバース) 11.トラバース測量の内業(結合トラバース) 12.測量の誤差 13.面積および体積の計算 14.測量技術の応用 15.まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
必要な計算法については例題等で説明するが、関数電卓を持参するとともに使い方をマスターしておくこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
三角関数等の基礎的数学について予習しておくこと。 数式の使い方,データ処理の方法の要点を整理すること。
【成績の評価】
・基準
測量の理論、方法の修得度、計量に不可避な誤差の処理方法等についての理解度。
・方法
レポート(20%)、中間試験(40%)、期末試験(40%)を総合的に判定する。授業時数の3分の2以上出席した者を審査の対象とする。
【テキスト・参考書】
測量入門 (実教出版)
【その他】
・学生へのメッセージ
測量士補の資格を取得するためには、本科目をはじめとする指定科目を修得することが必要です。
・オフィス・アワー
随時、質問等に来てください。
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