【授業概要】
・テーマ
コミュニティビジネスとはコミュニティを舞台とする地域住民主体の事業である。 現在のコミュニティビジネスをめぐる現状と基礎的な知識を習得するとともに、日本におけるコミュニティビジネスのあり方についての理解を深める。
・到達目標
日本におけるコミュニティビジネスの実態や特徴をふまえ、これからのコミュニティビジネスのあり方について理論的かつ現実的に考える能力を身につける。
・キーワード
地域社会、社会企業、住民主体
【科目の位置付け】
この授業は、コミュニティビジネスの観点から、持続可能な農業経営の発展や地域活性化方策について多面的に考察する能力を習得するものである。
【授業計画】
・授業の方法
1)コミュニティビジネスに関わる基礎知識から最先端の動向まで幅広く取り上げていきたいと考えている。 2)パワーポイントを中心に講義を進めるが、DVD教材なども併用する。
・日程
主要なテーマと順序は次のとおりです。 第1回目 4月14日(木)ガイダンス-コミュニティビジネスの概要 第2回目 4月21日(木)現代社会とコミュニティビジネス 第3回目 4月28日(木)社会関係資本と「場」の活用 第4回目 5月12日(木)社会起業家とその支援 第5回目 5月19日(木)日本の農村社会の特徴 第6回目 5月26日(木)農業の生産組織 第7回目 6月2日(木)集落営農の展開 第8回目 6月9日(木)前半のまとめ(試験を含む) 第9回目 6月16日(木)集落営農のタイプ 第10回目6月23日(木)集落営農設立による効果 第11回目6月30日(木)集落営農と6次産業化 第12回目7月7日(木)集落営農と地域貢献活動 第13回目7月14日(木)地域で支える農業 第14回目7月21日(木)コミュニティビジネスの展望と課題 第15回目7月28日(木)後半のまとめ(試験を含む)
【学習の方法】
・受講のあり方
1)パワーポイントで示される講義内容を筆記して内容の理解に努める。 2)理解できなかった点、疑問点は質問票に記入する。
・授業時間外学習へのアドバイス
1)農業や農業経営について書物やマスコミ等で取り上げられていることに常に興味・関心や疑問を持った点について、自ら調べ、考える習慣をつけておくこと。 2)関心のある事項については積極的に関連図書等で調べ、理解を深めておくこと。
【成績の評価】
・基準
コミュニティビジネスについて授業で学習した基本的な概念等を正しく理解していること、また先端的な取り組み事例等を通じて論理的に考察できることを合格の基準とします。
・方法
平常点20点+テスト80点
【テキスト・参考書】
適宜、講義の中で関連文献を示します。
【その他】
・オフィス・アワー
・連絡先:sumita@tr.yamagata-u.ac.jp
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