【授業概要】
・テーマ
現代日本政治の基本動向を1990年代から今日まで概観し、現代日本において自由と民主主義が置かれている状況について学ぶ。
・到達目標
先進諸国に共通する大統領制化・寡頭制化現象についても理解しながら、現代日本政治の基本動向に関する知識を深め、自由と民主主義の問題について考える力を身につける。
・キーワード
現代日本政治、自由、民主主義
【科目の位置付け】
この授業は、現代日本政治について様々な視点から考えることで、政治に関する幅広い知識を習得し、市民としての健全な精神を育成するものである。
【授業計画】
・授業の方法
テキストに沿いながら、新聞記事等からの具体的事例を交え、講義をします。
・日程
下記の計画で進めます。 序 現代日本政治について考える(1回) 1.現代日本政治の傾向(1回) 2.55年体制について(2回) 3.冷戦の終わりと新自由主義の時代(2回) 4.自由と民主主義をめぐる問題状況(1)小泉政権(2回) 5.自由と民主主義をめぐる問題状況(2)民主党政権の挫折(2回) 6.自由と民主主義をめぐる問題状況(3)安倍政権(2回) 7.いま私たちはどこにいるのか(2回) 8.まとめ(1回)
【学習の方法】
・受講のあり方
講義内容をノートに筆記し、テキストの重要ポイントに線を引くなどして理解を深める。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業前に前回の授業を振り返っておくこと、またテキストを読んでおくこと。 授業後は、ノートをもとに重要事項を整理すること。
【成績の評価】
・基準
現代日本政治の動向に関する基本知識の修得度と、自由と民主主義に関する基本問題を考える力を合格の基準とします。
・方法
平常点(20点)4回の小レポート(各20点、合計80点)を合算します。
【テキスト・参考書】
中野晃一『右傾化する日本政治』(岩波新書)
【その他】
・学生へのメッセージ
日頃から新聞・ニュース等により、国際政治・国内政治の動向を知るように心がけて下さい。
・オフィス・アワー
火曜日午前10:30〜13:00
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