人間にとって必要な水分と食の正しい摂取法とその理論(人間を考える)
 Moisture and dietary appropriate introjection method to be necessary for a human(Mankind)
 担当教員:三原 法子(MIHARA Noriko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科食環境デザインコース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
この授業では、生きていくために必要な水分と栄養の正しい摂取法を具体的に試飲等で学習する。さらに、その摂取法の医学的根拠を理解し、今後の人生における生活習慣病や要介護状態の予防に結び付け、国家政策である包括ケアシステムまでを学ぶ。
・到達目標
・水分を適切に摂取するための生体内の動きや・バランスの良い栄養とは、何なのかを具体的を知る。
・その知識を日常生活で活用し、生活習慣病や要介護状態を予防し、昨年から始まった国家政策の包括ケアシステムを知る。
・キーワード
水分、栄養、生活習慣病、要介護、包括ケアシステム

【科目の位置付け】
この授業は、人間が生きていくために必要とする水分と栄養素の正しい摂取法の根拠を知ることで、生活習慣病や要介護状態の予防を図るものである。

【授業計画】
・授業の方法
主は講義形式であるが、演習や試飲、質疑応答により日常での食に関する疑問や間違った知識を変更させる。
・日程
1. オリエンテーション
2. 国家政策の包括ケアシステムとは、何故、「食」が重要となるのか?
3. 朝食の必要性と日本食の利点
4. バランスの取れた食事とは?
5. コンビニでの食事の選び方
6. 一日の必要エネルギー量は、どのように計算されているのか(演習含)?
7. 疑問への質疑応答
8. 体における水と食塩の関係(1)
9. 体における水と食塩の関係(2)
10.体における水と食塩の関係(3)試飲
11.1日の適正な塩分量とその取り方
12.牛乳の”うそ”と”ほんと”
13.日本人の4人に1人である糖尿病にならないため要点
14.テスト
15.疑問への質疑応答

【学習の方法】
・受講のあり方
・パワーポイントで示される講義内容の要点をノートに筆記し、内容の読解の仕方を習得するように努める。
・生きるための「食」にスポットを置き、その影響を理解し、考える力を身につける授業であるため、日常生活での疑問点をもつ。
・授業時間外学習へのアドバイス
・「食」が精神面や行動に影響すること等の情報を調べてみる。

【成績の評価】
・基準
・水分を適切に摂取するための生体内の動きやバランスの良い栄養とは何なのか等を具体的に知ること。その知識を日常生活で活用する。
以上の2点を満たした場合、合格点とする。
・方法
出席状況(30%)、授業態度・意欲(20%)、質疑応答等(10%)、テスト(40%)の
100点で評価する。

【テキスト・参考書】
随時、必要な場合に配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
電卓持参のこと。
今までの受験勉強では、重点を置いていなかった生活の基本である「食」にスポットをあてます。これから生きるために重要なことであることを認識し、自分の食事の取り方を通して行動変容を促し、生活習慣病や要介護状態予防のための実践論です。特に、人間を対象とした専門職につこうとしている学生には必須の授業です。
・オフィス・アワー
授業時に指示する。

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