スタートアップセミナー(地域教育文化学部・地域教育文化学科)
 Start-up Seminar
 担当教員:土井 敬真(DOI Hiromasa),齋藤 学(SAITO Manabu)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科造形芸術コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
「大学で造形芸術を学ぶということ」:1.卒業後の自分を見据え、大学の4年間の学習イメージを確立する。 2.具体的なテーマに取り組むことを通じて、課題探求能力を養う。 3.実習を通じ、大学で学ぶための基礎的な技法(情報収集、口頭発表、グループワーク、レポート作成)を習得する。 4・造形芸術を専門的に学んでいくための視点(視野)の持ち方や、基本的な情報の収集と報告の手法について演習を通して紹介し、読解力・傾聴力・作文力を高める。
・到達目標
1.山形大学や学部・学科の特色について理解を深めるとともに、4年間の学生生活と卒業後の進路についてイメージを描けるようになる。2.自分の関心のあるテーマを設定し、情報・資料収集を行い、レポートを作成し発表できるようになる。3.グループで共通のテーマに取り組み、討論や議論を通じて理解を深めたり、共同でレポートをまとめたりできるようになる。4・専門図書、ネット検索、各種メディアを活用して必要な情報を収集し、その内容を論理的な文章で表現することができる。5・造形芸術分野の基礎的知識についてプレゼンテーションやレポートを作成できる。

【科目の位置付け】
基盤教育 導入科目

【授業計画】
・授業の方法
造形芸術コース教員2名が授業を担当します。基礎的な大学での学びに加え、造形芸術における教育内容に重点をおいて学習します。
・日程
第1回 ガイダンス・グループ討論1・「犯罪や不正に巻き込まれないためのワークショップ」その1
第2回 グループ討論2・「犯罪や不正に巻き込まれないためのワークショップ」その2
第3回 任意の美術作家や作品を紹介(発表)することを通して、その理由について考察する。
第4回 任意の美術作家や作品について、専門図書や各種メディアを活用して調査・探究する。
第5回 収集した作家や作品の情報を活用し、論理的な表現方法で報告書を作成する。
第6回 収集した情報を活用し、論理的な表現方法でプレゼンテーションを行う。その1
第7回 収集した情報を活用し、論理的な表現方法でプレゼンテーションを行う。その2
第8回 グループ討論3・任意の美術作家や作品についてディスカッションする。
第9回 グループ討論4・ディベートによって討議しながら考察する。その1
第10回 グループ討論5・ディベートによって討議しながら考察する。その2
第11回 アートワークショップを学び、企画を考案してレポートする。その1
第12回 アートワークショップを学び、企画を考案してレポートする。その2
第13回 アートワークショップを学び、企画を考案してレポートする。その3
第14回 アートワークショップを学び、企画を考案してレポートする。その4
第15回 試験・発表・プレゼンテーション

【学習の方法】
・受講のあり方
進んで調べる、発表(報告)する意欲が大切です。
・授業時間外学習へのアドバイス
予告された課題(作文や事前調査)について、十分な学習時間を確保してください。不明な専門用語などは、そのままにせず辞書等で調べる習慣をつけてください。

【成績の評価】
・基準
・設定されたテーマについて個人やグループで取り組み、適切に情報・資料収集を行い、論理的な文章で表現し発表することができているか。
・山形大学や学部・学科の特色について理解し、自身の学生生活と卒業後の進路についてイメージを描くことができているか。
・授業概要(到達目標)の理解度を授業ごとにレポートや小テストなど、課題として評価します。まとめとして試験・発表・プレゼンテーションなどで評価します。
・方法
・レポート・小テストなど       60点
・試験・発表・プレゼンテーション   40点
                計 100点

【テキスト・参考書】
山形大学基盤教育院編『なせば成る! 改訂版』山形大学出版会、2013
その他適宜紹介します。

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