【授業概要】
・テーマ
コンピュータに関する基礎知識および,コンピュータの基本的な操作を学びます.
・到達目標
1. 山形大学のコンピュータを利用できるようになること. 2. 電子メール,wwwを利用できるようになること. 3. 文書作成,表計算ソフト,プレゼンテーションソフトが利用できるようになること. 4. コンピュータについての基礎的知識を学び,それをわかりやすく説明できるようになること.
・キーワード
計算機利用の基礎,コンピュータ,通信ネットワーク
【科目の位置付け】
工学の基礎力となる情報処理技術の基礎を身につけ,工学部の各学科で開講している情報処理関連の専門科目へと結び付く科目です.
【授業計画】
・授業の方法
1回90分の講義と演習を15週にわたり行います. 4人の教員がそれぞれ約3週ずつを分担して担当します.
・日程
第1週:ガイダンス及び山形大学でのコンピュータ利用の基礎 第2週~第4週:コンピュータ,ネットワーク,情報処理,パソコンの基本的な扱い方 第5週~第7週:電子メールと情報検索,インターネットのしくみ 第8週~第11週:文書の作成,表計算ソフトウェアの利用 第12週~第15週:プレゼンテーションソフトの利用,インターネットやコンピュータの利用をめぐる問題,ワークステーションの利用,総合演習 (上記は予定です)
【学習の方法】
・受講のあり方
各週ごとにテーマ(修得目標)を授業中に示すので,それを授業時間内に身につけてください.
・授業時間外学習へのアドバイス
予習では,その週のテーマに該当するテキストの各章を熟読しておいてください. 復習では,授業時間内で不十分だった内容について自主的に学習してください.
【成績の評価】
・基準
以下に示す項目のうち60%を達成することが合格の基準です. (1) 一人一人に与えられたアカウントを使って,山形大学のコンピュータを利用できること (2) 電子メールを送受信できること (3) wwwを利用して,必要な情報を検索できること (4) 文書作成ソフトを利用して簡単な文章を作成できること (5) 表計算ソフトを利用して簡単なデータ整理ができること (6)プレゼンテーションソフトで発表資料を作成できること (7) インターネットやコンピュータの利用をめぐる問題について,簡単に説明できること (8) 山形大学のワークステーションを利用できること (9) インターネットのしくみについて簡単に説明できること (10)著作権等の情報倫理,情報セキュリティ,電子メールやSNSにおけるコミュニケーション上の注意点,VDT作業と健康被害について理解していること
・方法
各担当教員が課す複数回のレポートを総合して100点満点で評価する予定です. 100点満点中60点以上をもって単位を認定します.
【テキスト・参考書】
情報処理テキスト2016年度版(山形大学基盤教育院)
【その他】
・学生へのメッセージ
初めてコンピュータにふれる学生にも理解しやすいように演習をすすめます.ティーチングアシスタント(指導補助の学生)の先輩2名も演習に参加す るので,分からないことは気軽に聞いて下さい.
・オフィス・アワー
オフィスアワーは特に設けない(担当教員のオフィスは米沢キャンパスにあるため).質問等は授業中に積極的にして欲しい.
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