英語(R)
 English (R)
 担当教員:布川 裕行(NUNOKAWA Hiroyuki)
 担当教員の所属:人文学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
 英語の読解能力を養成する授業である。
・到達目標
 日常的で身近な話題について書かれた英文を正確に読解する基礎的な能力を身につけ、日常的な言葉で書かれた、具体的な内容に関する文を理解できる。また、身近な話題についての手紙やメールなどを理解できる。
・キーワード
 重要語彙の習得、発表語彙の活用、基礎的文法の確立

【授業計画】
・授業の方法
 基本的に、リスニングから入り、スピーキング、リーディング、ライティングの順に授業を進める。また、日常的で身近な英文を読みながら、語彙と文法の習得を目指す。やさしめの教科書であるが、授業では音読やシャドーイング、skimming (飛ばし読み), scanning(情報検索読み)の練習などを通し、実践的な英語力の習得を目指す。授業中や課外で、教科書附属のe-ラーニンングを用い、語彙や文法をさらに深く学ぶように工夫したい。また、毎時間、ALC NetAcademy2 の小テストを実施する。紙や電子の辞書と媒介を駆使してたくさんの英文を楽しんで読むことも推奨したい。
・日程
 1時間1Unit のペースで授業を進める。ペース配分、内容ともに、予定を変更することがある。

【学習の方法】
・受講のあり方
 ALC NetAcademy2 の小テストの準備は必ずするようにしてください。教科書の予習、復習も必ずしてください。予習では、自習用CDを聞きながら、本文を読んでください。復習は特に重要です。授業で詳しく話しますが、自習用CDを用いて音読やシャドーイングの練習をしたり、ワークシートで音読筆写を行ったりしてください。また、授業中にも用いますが、課外においても、付属のe-ラーニングにより、すきま時間を利用して学習をどんどん深めてください。地味なようでもコツコツと努力することが語学学習成功の秘訣です。
・授業時間外学習へのアドバイス
 週1回の授業だけでは語学の学習にはとうてい不足です。短時間でも、毎日継続的に英語に触れることがとても大切です。付属のe-ラーニングやALC NetAcademy2、図書館、インターネット、CD、DVDなどを利用して継続的に学習を進めてください。7月と12月に受験するTOEICの準備をするのも動機づけとして効果的だと思われます。 

【成績の評価】
・基準
 成績の20%をTOEICテスト(前期は7月、後期は12月)の得点で評価する。また、下記の項目をもとに総合的に評価する。
・方法
 TOEICテスト 20%   試験 40%  小テスト 10%  授業参加 30%
 ※ 出席3分の2以上の者を評価の対象とする。

【テキスト・参考書】
 Kadoyama, T.,& Capper, S. (2015). Let’s Read Aloud More. Tokyo: Seibido.
ISBN978-4-7919-4786-7. テキスト 2,200円(税別)と学生用リンガブック 800円(税別)
大学生協で購入すること。

【その他】
・学生へのメッセージ
 英語の学習はスポーツをしたり、自転車に乗ったりするのと同じく、技術の習得といってもいい面があります。プロの域に達するには最低5,000時間かかると言われています。しかし、数百時間もすると英語の学習が楽しくなり、自立(律)的に学習を続けることができるようになります。Linga Franca(国際共通語)である英語を通して、英語圏だけでなく、世界中の人々とコミュニケーションを図る日のために、毎時間、共に学習しましょう。

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