【授業概要】
・テーマ
卒業後を見据えて、物質生命化学科における4年間の学習イメージを確立し、学習を進めるのに必要となる知識やルールを身につけます。演習を通して、グループ学習の重要性やプレゼンテーションの基礎を学ぶ。
・到達目標
物質生命化学科の特色について理解を深めるとともに、4年間の学習の姿勢と卒業後の進路についてイメージを描けるようになる。図書館やインターネットを通してグループで調査する方法身につける。プレゼンテーションの基礎を身につける。
・キーワード
化学学習技法 カリキュラム概要、グループ学習、プレゼンテーション
【科目の位置付け】
大学教育や大学生活への円滑な接続を図り,自立して学ぶ姿勢を身につけさせるものである。課題の探求などのおもしろさを実感させながら,大学での学習技能や生活技能を育てる。(基盤教育の基本方針より)
【授業計画】
・授業の方法
山形大学理学部物質生命化学科で4年間学習するのに必要な知識を身につけてもらいます。特に、1年次の大学生活で戸惑うことがないよう、大学における学びのルールや取り組み方、図書館など諸施設の利用法など基本について講義します。また、学科カリキュラムの概要、卒業研究で配属される各研究室の研究内容、卒業後の進路についても講義します。
・日程
第1回~4回目 フレッシュマンキャンプ:4月13日(日)に実施します。 これをもって授業4回分に充当します。 ・ 物質生命化学科の紹介 ・ 各教員紹介 < 昼食をしながら懇談 > ・ 教養教育履修の仕方 ・ 専門科目の概略 ・ 卒業研究・進路関係の概略 ・ アドバイザーとの懇談 第5回目 化学とは。講義に対する取り組み方。化学とその他の分野の関わり。 第6回目 図書館の使い方 ※ 図書館ツアーに参加します。ツアーの日程の都合で 第5回目と第6回目が入れ替わる場合があります。 第7・8回目 科学史に学ぶ(ファラデー~アインシュタイン映画 第9~11回目 グループ演習:科学実験と定量性(関連する実験を実施) 第12・13回目 プレゼンテーション実習 第14回目 化学における文章表現 第15回目 試験とまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
学科内の教員・クラスメイトとのコミュニケーションを積極的に図る。 グループ学習においては各グループの代表を決め、各グループで実験書を検討し,実験を行う。実験結果を各グループでとりまとめ,発表する。
・授業時間外学習へのアドバイス
実験についてはグループで予習を十分行い、事故などが無いようにする。
【成績の評価】
・基準
授業をとおして得られた知識や経験に基づいて主体的に考察し、論述できることが合格の基準とする。
・方法
平常点20点+試験80点
【テキスト・参考書】
「テキスト」 スタートアップセミナー学習マニュアル なせば成る! ブルーボトル実験のマニュアルはプリントを配布します。 「参考書」 化学を志す人へ 日本化学会 を配布します
【その他】
・学生へのメッセージ
大学での学習方法を理解し、その後の学習に活かして欲しい。
・オフィス・アワー
講義で連絡する
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