【授業概要】
・テーマ
《地図を読む》 地図は私達の生活に欠かせない道具です。しかし,地図の正しい読み方を身につけていなければ,せっかくの道具も台無しになります。授業の前半では,代表的な地図である地形図を用いて,地図の読み方を学びます。授業の後半では,自ら決めたテーマにもとづいた地図づくりを体験してもらいます。本授業を通して,地図に親しみ,地図を活用できるようになりましょう。
・到達目標
1.地形図を読むことができる 2.地図で表現することができる
【科目の位置付け】
地理学の言語であり道具でもある地図を基礎から学ぶ
【授業計画】
・授業の方法
本授業の開講形態は「演習」ではあるものの,読図作業や野外での簡易測量を主な内容とするために,「実習」形式を大幅に取り入れることにします。
・日程
(以下のように進める予定ですが,天気等により内容を一部変更する場合があります。) 1.ガイダンス 2.生活の中の地図 3.風景を読む その1 4.風景を読む その2 5.位置をはかる その1 6.位置をはかる その2 7.距離をはかる その1 8.距離をはかる その2 9.起伏をはかる その1 10.起伏をはかる その2 11.主題図をつくる その1 12.主題図をつくる その2 13.主題図をつくる その3 14.主題図をつくる その4 15.まとめ(報告会)
【学習の方法】
・受講のあり方
板書内容だけでなく,口頭で説明した内容もノートにまとめておくこと。野外での作業は団体で行うので,協力する姿勢が求められます。
・授業時間外学習へのアドバイス
主題図作成のための野外活動内容や報告会での報告内容について,事前に打ち合わせておくこと。野外活動後には,その日のうちに資料を整理しておく(他人が見ても分かるようにしておく)こと。
【成績の評価】
・基準
各種作業(室内および野外)への取り組み,図上作業結果,主題図の完成度および報告内容により学修の程度を評価します。なお,5回以上欠席した場合は不合格とします。
・方法
平常点(20点),小課題(30点),主題図(50点) ただし,受講者が多い場合は,主題図は班単位で作成してもらい評価します。
【テキスト・参考書】
必要に応じて資料(プリント)を配布します。 授業中に適宜紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
調査用具の数に限りがあることから,履修定員20名とします。受講希望者多数の場合は抽選を行ないます。 1万分の1地形図「山形」を購入する必要があります。また,野外作業および室内作業で使用する道具(色鉛筆,定規等)が必要です(ガイダンス等で適宜指示します)。
・オフィス・アワー
木曜日12:00~13:00 伊藤晶文研究室または地理情報処理資料分析室。他の日時を希望する場合は,授業終了時等に希望時間を伝えてください(別途調整します)。
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