人間生活と物理学(教養セミナー)
 Human Lofe and Physics(Education Seminar)
 担当教員:岩田 高広(IWATA Takahiro)
 担当教員の所属:理学部物理学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
生活に密着した物理学を考える
・到達目標
現代物理学では、素粒子などの極微の世界から宇宙の大構造まで、様々な研究対象を相手にします。そのほとんどは、人間の生活にとって直接関係の無いように思えるものです。その上、物理学は難解な学問だと思われがちです。この授業では身の回りにある物理学を解説します。人間の生活の中で、物理学がどのように活かされているかを理解できるようにします。そのために必要な最小限度の物理学的基礎知識を培います。


・キーワード
人間、物理学、

【科目の位置付け】
身近な現象や便利な道具の中に潜む物理法則の理解

【授業計画】
・授業の方法
黒板に板書せず、コンピュータを使って講義を行います。
また、できるだけ実験を行うようにします。
・日程
[ 1]フライパンの上の物理学
[ 2]人に優しいエアコンは?
[ 3]光ファイバーの働き
[ 4]交通事故と物理法則
[ 5]色と物理学の関係
[ 6]飛行機に乗るとおならが
[ 7]荷物を楽に運ぶ方向
[ 8]サングラスの秘密
[ 9]あなたの隣に放射能人間が
[10]目に優しい電灯は?
[11]電子レンジと電波
[12]ヘッドフォーンの秘密
[13]GPSと相対性理論
[14]宇宙の中の人間
[15]人間生活と物理学のまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
受講中は、細かくノートを取る必要はありません。理解することに集中してください
・授業時間外学習へのアドバイス
講義終了後に講義ノートをホームページで公開します。
それを、利用して復習してください。
ホームページのアドレスは、http://www.quark.kj.yamagata-u.ac.jp/~iwata/education/physics_everyday/physics_everyday.html

【成績の評価】
・基準
合格基準は身の周りの便利な道具に使われている物理学的な原理に関する基礎的知識が十分に習得されていることです。
・方法
持ち込み可の期末試験による

【テキスト・参考書】
特に無し

【その他】
・学生へのメッセージ
文科系の学生を対象に授業を行います。受講希望が多い場合には、理系の学生の受講を遠慮していただきます。また、遅刻したり、講義中に私語をすると他の受講生に迷惑です。注意しましょう。
・オフィス・アワー
講義、会議、出張、実験など以外の時間で、大学にいればいつでも対応します。
気軽に研究室(理学部3号館R311)を訪れてください。

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