【授業概要】
・テーマ
国内外のさまざまな「子どもを主体とした教育」について関心を持ち、それぞれの教育の特徴について考察する。そのことを通して、子どもたちの学びの可能性を追究し、現代の我が国における教育の現状と課題について考察することを目的とする。
・到達目標
1.「子どもを主体とした教育」について考える際に、子どもの「学び」について理解を深めることができるようになる。 2.「子どもを主体とした」さまざまな教育理論、教育実践の特徴をつかむことができるようになる。 3.さまざまな「子どもを主体とした教育」について自分なりの考えを持ち、それを他者に表現することができるようになる。
・キーワード
学び、新教育運動、フレネ教育、共同体、協同、協働
【科目の位置付け】
この授業は、さまざまな「子どもを主体とした教育」について考察することで、健全な批判精神に裏打ちされた幅広い知識を習得するものである。
【授業計画】
・授業の方法
前半は授業担当者から話題提供し、受講生がディスカッションしながら考察する。後半は受講生が調べ学習を行ない、発表し合い、ディスカッションしながら考察する。
・日程
第1回 オリエンテーション 第2回 子どもの「学び」について 第3回 新教育運動と「フレネ教育」 第4回 「フレネ教育」における学びとかかわり 第5回 日本で「フレネ教育」を導入した実践 第6回 オランダ・イエナプラン 第7回 日本のユニークな実践例 第8回 グループでの調べ学習 第9回 グループでの発表に向けた準備 第10回~14回 グループによる発表・ディスカッション 第15回 授業のふりかえり (受講生の様子をみて、内容を一部修正させていただく可能性もあります。)
【学習の方法】
・受講のあり方
1.前半は、提示された内容について自分なりの考えを表現し合い、他者と対話し、考察する。 2.後半は、興味・関心のある内容について、他者と協同しながら調べ、発表し合い、対話し、考察する。 3.毎回の授業を大事にして集中して取り組んでほしい。
・授業時間外学習へのアドバイス
1.初めて出会う用語や内容で、わかりにくい事柄については、各自で図書館やインターネットを活用し、補う。 2.後半の課題(発表)について、授業時間中だけでは時間が足りないと思われるため、メンバーで協力しながら発表の準備を進める。
【成績の評価】
・基準
1.「子どもを主体とした教育」について考える際に、子どもの「学び」について理解を深めていることを、合格の基準とする。 2.「子どもを主体とした」さまざまな教育理論、教育実践の特徴をつかむことができていることを、合格の基準とする。 3.さまざまな「子どもを主体とした教育」について自分なりの考えを持ち、それを表現できることを、合格の基準とする。
・方法
平常点:30点 【発表+ミニレポート+レポート】:70点 (受講者の状況を見て、授業を進めながらミニレポートの回数が確定されるため、ミニレポートの回数が確定してから各配点も確定される。)
【テキスト・参考書】
プリントを配布する。参考書は、授業で適宜紹介させていただく。
【その他】
・学生へのメッセージ
毎回の授業に出席し、ディスカッションに積極的に参加してください。そして、自分なりの考えを持ち、他者と交流し合うことを大事にしてください。
・オフィス・アワー
saka3@e.yamagata-u.ac.jpにご連絡ください。
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