Aphorismus-ドイツの箴言(教養セミナー)
 German Aphorisms(Education Seminar)
 担当教員:Grinda,Reinhold Josef(Grinda,Reinhold Josef)
 担当教員の所属:基盤教育院
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
小説よりもエッセイよりも、さらに短くて、しかも分かり易く、人の考えを書くことが、中央ヨーロッパによくあり、ジャーナリズムにも文学にも、このアフォリズム(箴言)の伝統があります。一文は、せいぜい一節に過ぎません。そのような短文から、ドイツの近現代とその文化をより明確に理解できるようにします。
・到達目標
目標として、19世紀、20世紀の有名な作家・思想家の名言を読みながら、さまざまなテーマに関して、作家の思考やドイツ風の考え方などを日本語で説明します。日本語訳のないドイツ語原文を読みながら、同時にドイツの留学を狙う人のドイツ語理解力を増やしています。

【科目の位置付け】
ドイツの近現代文学と文化、進んだドイツ語能力、留学の準備

【授業計画】
・授業の方法
毎回、何篇かのアフォリズムを原文で読んで、著者と時代の背景などについて説明し、話し合います。
・日程
1回目に、ドイツのアフォリズムの歴史とその文化的位置について話します。
2回目から12回目まで毎回、コピーで配ったアフォリズム(原文のみ)とその文化的歴史的背景について説明します。
最後に、参加者から関係あるテーマについて口頭発表してもらいます。

【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に、かつ楽しく、参加してもらえれば、得るところも多いと思います。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業中、授業後、また次の授業のはじめにも、質疑応答時間を充分設けます。
予習として、それぞれのアフォリズムに、事前に目を通してください。

【成績の評価】
・基準
授業への参加、積極性、態度が重視されます。
・方法
参加者には、自由に選んだテーマについて、学期の後半に日本語で発表してもらい、その発表は期末の成績の3割を占めます。
残る7割は参加態度で決められています。

【テキスト・参考書】
学期の初めに、プリントを配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
テキストの量よりも、その内容により、得ることが多くなりますから、より短い文章からも、ドイツ文化について多く学べます。
・オフィス・アワー
水曜日 16:30から17:30まで

83115099-2016-09-78495