【授業概要】
・テーマ
1)男女が共に仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が保てる働き方について考え、自らのキャリア・ビジョンを描く。 2)多方面で活躍する方々を招き、仕事と生活について経験に基づいた講義をもとに、男女共同参画社会について具体的に考える。 3)21世紀日本の最重要課題となっている「男女共同参画社会」とはどのような社会で、どのような課題をどのように解決するのか考える。
・到達目標
1)働き方や生活について、現状や課題を具体的に把握することができる。 2)「男女共同参画社会」「ワーク・ライフ・バランス」について理解し、適切に説明できるようになる。 3)講師との対話やグループ討議・全体討議に参加したり、司会をしたりできるようになる。
・キーワード
キャリア形成、ワーク・ライフ・バランス、男女共同参画社会
【科目の位置付け】
この授業は、性別にかかわらず自立した個人として、社会および家庭における責任を果たす態度・志向性を養成するものである。(基盤教育の基本理念より)
【授業計画】
・授業の方法
1)多方面で活躍する学内外のゲストを招き、講義を通して経験や生き方を学ぶ。 2)ゲストとの対話やグループ討議・全体討議に参加する。 3)講義や集団討議後、自分の考えを振り返り、「気づきノート」に記述する。
・日程
主要なテーマと順序 第1回目 4月14日(木)講義の進め方とガイダンス 第2回目 4月21日(木)ワーク・ライフ・バランスや男女共同参画社会についての基本事項の紹介 第3~13回目 4月28日(木)~7月14日(木)山形で活躍するゲストによる講義と対話やグループ討議 第14回目 7月21日(木)全体のまとめ 第15回目 考察のまとめと記述、意見交換
【学習の方法】
・受講のあり方
1)毎回のゲストから「何か」をつかみ取る意欲をもって、「10年後の自分」を考えながら参加する。 2)ノートに記録しながらゲストの講義を聴き、質問や感想を述べる。最後に気づきノートにまとめ提出する。 3)ゲストとの対話やグループ討議・全体討議には、積極的・主体的に参加する。
・授業時間外学習へのアドバイス
各回のゲストについては事前調査をし、質問できるように準備してください。
【成績の評価】
・基準
1)ゲストの講義からキャリア形成や、仕事と生活についての具体例を把握し、自分なりの考察を加えて記述できることが合格の基準です。 2)ゲストとの対話や集団討議に参加できることが合格の基準です。 3)「ワーク・ライフ・バランス」や「男女共同参画社会」に関する基礎的な事項を適切に説明できることが合格の基準です。
・方法
1)平常点60点+記述試験40点 2)平常点は、気づきノート5点×12=60点、記述テーマは事前に予告。
【テキスト・参考書】
テキスト(無償) ・『Woman of YAMAGATA これからの「仕事」の話をしよう』山形大学男女共同参画推進室発行、2011 参考書 ・河野銀子、藤田由美子編著『教育社会とジェンダー』学文社、2014
【その他】
・学生へのメッセージ
1)多様な分野で活躍する豪華ゲストと直接対話ができる貴重なチャンスです。 2)女性のみを対象とする授業ではありません。男性も積極的に受講してください。
・オフィス・アワー
メールや電話でいつでも連絡をしてください。
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