サイエンスコミュニケーションI(教養セミナー)
 Science Communication Ⅰ(Educaton Seminar)
 担当教員:栗山 恭直(KURIYAMA Yasunao)
 担当教員の所属:理学部物質生命化学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
サイエンスを一般の人にわかりやすく伝えるために必要なコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を身につける。身の回りのサイエンスに関する知識を増やす。
グループディスカッション等を通してコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につける。サイエンスを題材にして授業を進めていく。
・到達目標
7月31日に開催されるオープンキャンパスにおいて、理学部の紹介をポスターを作成し紹介する。高校生や父兄の方に山形大学理学部で行われている研究をわかりやすく説明する。科学的な考え方について理解することができる。
・キーワード
サイエンスコミュニケーション 

【科目の位置付け】
教養科目 自然と科学 教養セミナー

【授業計画】
・授業の方法
学生一人に一台のPCが使える先端学習ラボで講義を行う。インターネットでの検索の仕方、PCを使ったプレゼンテーション、研究者へのインタビューの方法
webClassを利用した出席確認,課題提出,グループ毎の会議室を使ったグループワーク。
・日程
1回目 ガイダンス:webClassの使い方等
2回目 プレゼンソフトによる自己紹介
3-6回目 地球温暖化について考えてみよう
7回目 グループ毎の発表会と評価会
8-12回目 オープンキャンパスでの研究紹介を企画する
      理学部の研究についての調査
      インタビューの準備
      ポスターの作成
      発表練習にむけての準備
13-14回目 発表練習
15回目   オープンキャンパス(8月1日)での発表会(必須)

【学習の方法】
・受講のあり方
グループワークに積極的に参加し,他人任せにしないこと。
8月1日は,かならず出席です。
・授業時間外学習へのアドバイス
自宅あるいは大学で図書館やインターネットで文献検索等の資料を読み、プレゼン資料を準備する
次回のプレゼン等に反映する

【成績の評価】
・基準
科学的思考ができること,科学の面白さや不思議さを伝えることができること。
研究内容を高校生に解りやすく説明できること
・方法
発表においては、説明の内容(論理性・理解度)および話し方などの採点表により採点する。評価の単位はグループになります。ただし,グループは固定でなく,入れ替えます。
プレゼン資料のコピーの提出 50点  最終プレゼンポスター原稿 20点   発表会場での発表の仕方 30点   計100点

【テキスト・参考書】
はじめよう!
科学技術コミュニケーション
北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット編著
ナカニシヤ出版 ¥2000円

【その他】
・学生へのメッセージ
毎年,100名近くの高校生とその父兄の方に聞いていただき、大好評でした。
後輩である高校生へ熱いメッセージを伝えてください。
普通?のオープンキャンパスと違うものを目指しています。
理系文系問いません。文系の学生大歓迎です。
・オフィス・アワー
日時:金曜日の12時から12時半  場所:SCITA(サイタ)センター(理学部1号館1F)で待っています。

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