グローバル社会に生きる君達へ-海外に行き,海外を知り,海外で活躍する-(学際)
 Toward globalization: Learning the different culture in foreign countries(Interdisciplinary Study)
 担当教員:安田 弘法(YASUDA Hironori)及び担当教職員
 担当教員の所属:理事・副学長、人文学部、理学部、工学部、農学部
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
現代はグローバル化の時代です。グローバル化とは、社会的あるいは経済的な事象等が国や地域等の境界を越えて地球規模で拡大し、様々な変化を起こす現象です。特に国境を越えた市場の時代を迎えグローバルなビジネスは、企業はもとより官公庁でも必須となっています。このようなグローバル化の21世紀を生きる私たちは、急速な時代の変化を理解し、それに対応する能力を持ち、さらに、海外で多面的に活躍する気概も必要です。ここでは、このようなグローバル化時代の現状を知り、海外に行き、海外を知り、海外で活躍することをテーマに学習します。
・到達目標
海外で生活した経験のある教職員や民間企業の方々が、海外での体験やそこで学んだこと等を熱く紹介します。このような紹介等を参考に、グローバル社会を理解し、そのような社会で活躍するために必要なことを考えます。海外で活躍したい人、海外での生活に興味ある人、海外留学したい人等を対象に、グローバル社会の実態、異文化を理解する必要性、国際性及び国際人とは、海外で活躍するには、海外生活の面白さや楽しさと厳しさ、海外留学の具体的な制度等を紹介します。そして、グローバル化時代に国際人として活躍する資質等を身につけることを目標としています。
・キーワード
グローバル化、国際人、異文化理解、海外飛躍、海外留学

【科目の位置付け】
この授業は、担当教員の経験に基づいてグローバル化を様々な視点から紹介し、健全な批判精神に裏打ちされた幅広い知識を習得するものです。

【授業計画】
・授業の方法
講義形式
・日程
第1回4月12日 講義内容のガイダンス:海外に行き、海外を知り、海外で活躍する(安田弘法)
第2回4月19日 これまでの時代とグローバル社会:江戸、明治、大正、昭和、平成時代(安田弘法)
第3回4月26日 国際性及び国際人とは:新渡戸稲造、盛田昭夫、小澤征爾を例に(安田弘法)
第4回5月10日 自由と平等の国で人生の敗者復活戦:アメリカで雇ってもらうために行ったこと(滝澤匡)
第5回5月17日 海外での生活を楽しむ:英国で学んだこと(高橋幸司)
第6回5月24日 海外に行き、現地の人と楽しんだこと、学んだこと(大場好弘)
第7回5月31日 開発途上国への支援は必要か?(角田憲一)
第8回6月7日 エキサイティングな外国経験を紹介する:海外特派員の報道現場から(山崎真二)
第9回6月14日 グローバル人材への道:グローバル企業における社員のチャンスとチャレンジ(今野千保)
第10回6月21日 ミニーフー!:モンゴル留学で考えた人・家族・自然(中村篤志)
第11回6月28日 移動祝祭日:パリ留学の記(阿部宏慈)
第12回7月5日 海外協定校で活躍する山大生の日本語チューター(大崎直太)
第13回7月12日 新米植物学者、カンボジアの森に立つ:インドシナ半島での植物調査(横山潤)
第14回7月19日 グローバル社会におけるタフな交渉とは:「定義」を定義してみよう(山下貴)
第15回7月26日 山形から世界へ:山形大学の国際化(長南 靖)
日程と講師に変更が出る場合があります。

【学習の方法】
・受講のあり方
授業中に関連資料等を配付して必要事項等を説明するので、不明な点等は質問し,授業中に積極的に授業内容について考えることが必要です。
・授業時間外学習へのアドバイス
予定されている各講義日の講義名に関する事項について簡単に予習をする。講義の内容を取りまとめ、レポートを書くためにポイントを整理する。

【成績の評価】
・基準
レスポンスカードとレポートによる。毎回の授業時にレスポンスカードを配布し講義の要点、感想、質問、要望等を記入し、それにより学習態度、学習意欲、授業内容の理解度を評価する。レポートについては課題に対する内容の適切さ、平易さ、簡潔さを評価する。学習態度、学習意欲、授業内容の理解度について 30%、レポート内容について70%を目安に評価する。
・方法
講義終了後にレポートを提出し、その内容とレスポンスカードの結果を判断し成績とする。

【テキスト・参考書】
講義中に必要な資料は配付する。

【その他】
・学生へのメッセージ
グローバル社会に生きるため幅広い興味と好奇心を持ち意欲的に学習することを期待します。不明な点は講義中に質問すること。

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