震災支援の心理学(教養セミナー)
  Psychosocial Support after a Disaster (Education Seminar)
 担当教員:上山 眞知子(KAMIYAMA Maciko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
東日本大震災を例にとりながら被災地における対人援助について心理社会的支援を中心にして学ぶ
・到達目標
2011年の東日本大震災における対人援助において、国際的に用いられるようになった心理社会的支援の効果が検討されるようになった。この演習では、①心理社会的支援とは何か学ぶ、②今後の震災に対して減災の観点から、対人的な支援のあり方について考える、ことを目標にする。
・キーワード
震災、支援、心理学

【科目の位置付け】
対人支援の基本を学ぶ

【授業計画】
・授業の方法
演習形式とする。テキストについての読み合わせを行う。単元ごとに、振り返りのレポートを提出することとする。演習形式の授業であるため、受講者の人数を20名とする。
・日程
1~ 2:オリエンテーション:受講の仕方とレポート作成方法についての解説
3~ 4:入門講義 心理社会的支援と東日本大震災
5~10:演習 テキストの読み込み
11~12:演習 被災地支援のあり方についての個人発表と討論
13  :試験
14  :試験の講評
15  :全体のまとめ 

【学習の方法】
・受講のあり方
全員にレポートを割り振り、授業中に発表する。レポーターは、担当している章を読み込み、疑問に思うこと等を提示することが必要である。また、書かれている内容について疑問に思う箇所があれば、調べ、質問に答えられるように準備する必要がある。発表は、パワーポイントを用いて行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
関係する文献を読むこと

【成績の評価】
・基準
レポートの発表の内容につて。1 レポーターとしての役割を果たし、2 内容を理解し熟読しているか、3 問題提起ができるか、を評価する。また、レポート担当でない場合でも、授業の討論にどのように参加し、自分の意見を表明するか、を評価する。
・方法
1 授業中に発表されるレポートの内容(個人)
2 授業の振り返りのレポート(全員)
3 試験

【テキスト・参考書】
村本邦子他編:臨地の対人援助学  晃洋書房 2015

【その他】
・オフィス・アワー
随時

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