【授業概要】
・テーマ
身の回りには沢山の数学が潜んでいます。形の中には幾何が，規則的なパターンには代数が，動きの中には解析が……というようにです。この授業ではそれらの数学の一端を愉しみます。
・到達目標
一見すれば，数学とはあまり関係ないような現実世界のことを話題に取り上げていきます。つまり，この授業の到達目標は，それらの話題を数理的に捉えていく活動を通して数学の現実的な価値や有用性を感得できることです。
・キーワード
現実世界，モデリング，問題解決
【科目の位置付け】
現実世界を数学的な視点から考察することで，幅広い深みのある柔軟なものの見方や考え方を育成します。
【授業計画】
・授業の方法
講義のみならず演習（グループによる協同的な活動等）を含みます。
・日程
第１回目の授業は，本授業についてのガイダンスを行ないます。
第２回目～１５回目の授業は，次のような話題を取り上げ，数学的に考察していきます。
・たまご（２時間）
・運動会（２時間）
・東京スカイツリー（２時間）
・ユニバーサルデザイン（２時間）
・ダイエット（２時間）
・生け花（２時間）
・数学マジック（２時間） など
【学習の方法】
・受講のあり方
数学的活動を通して理解を深めます。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前にテキストなどに目を通しておくとよいです。
【成績の評価】
・基準
授業への取り組み（６０点），授業外でのレポート等（４０点）を総合して評価します。授業を通して，数学の現実的な価値をどの程度感得できたかを，主たる評価項目に評価します。
・方法
授業への取り組みには，授業内容についての小テスト及びミニプレゼンテーションを数回含みます。また，授業に関連してレポートを数回求める予定です。
【テキスト・参考書】
大澤弘典「生活の中の数学」学校図書
ISBN 978-7625-0084-4
【その他】
・学生へのメッセージ
履修希望者が多数の場合，第１回目の授業において抽選により履修者を決定します。
・オフィス・アワー
連絡先：hiro@e.yamagata-u.ac.jp
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