技術教育とものづくり(教養セミナー)
 Technology Education and Manufacturing Study (Education Seminar)
 担当教員:河合 康則(KAWAI Yasunori)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科生活環境科学コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
人間教育としての「ものづくり技術教育」の本質を探る。
・到達目標
人間教育としての技術教育の本質と現状を理解し,義務教育における技術の教育の意義や役割について認識する。
「道具に関する調査発表」,「立体の構成(デザイン)の実践」などを通して,ものづくり技術と道具のすばらしさや面白さを体験する。
・キーワード
技術科教育,ものづくり

【科目の位置付け】
教養科目,応用と学際(教養セミナー)

【授業計画】
・授業の方法
人間教育としての技術教育に関する概説と,ものづくり実践
・日程
1.ガイダンス
2.道具に関する調査:「身の回りの道具の技術を調べる」レポート課題(宿題)
・資料による学習:教育とは,わかるとは,技術とは 
3.・資料による学習:技術とものづくり(スロイド手工,ルソー,ペスタロッチ,デューイ),
4.・レポート課題の提出(厳守),技術教育の現状と課題
5.・発表者・発表順の調整,レポート一時返却,諸外国と日本の技術科教育比較
6.・レポート発表・レポート再提出(身の回りの技術①)
7.・レポート発表(身の回りの技術②)
8.・レポート発表(身の回りの技術③)
――ものづくりの実践――
9.・刃物の切れ味(鉋削り)
10.・立体の構成デザインの実践(美の要素,・白銀比・黄金比,・曲尺)
11.・立体の構成(作品の構成・構想を練る)
12.・立体の構成(製作①)
13.・立体の構成(製作②)
14.・立体の構成(作品の発表・相互評価)
15.・授業レポート作成

【学習の方法】
・受講のあり方
実践においては,道具や材料を使用します。
調べ学習においては,課題に沿ってレポートを作成し,一人一題目の発表を行い,これを基に授業の中で質疑応答を行います。
また,各自,立体の構成作品を構想し,製作し発表提出します。
・授業時間外学習へのアドバイス
道具に関する調査発表では,課題が提示されるので,各自調べ学習を行います。
・復習のあり方
授業中にお知らせします。

【成績の評価】
・基準
合格者に求められる最低限の事項は,以下の事項を必ず達成することです。
〇レポート課題の提出,〇レポート発表,〇立体の構成作品の提出
評価方法に基づき,総合的に評価します。
・方法
毎時間の発言内容・態度・取り組み状況 30%,・レポート・発表 30%,・完成作品 40%,合計100点で採点します。

【テキスト・参考書】
必要に応じて資料を配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
受講生は,実習を含む関係から15名に限らせて頂きます。
・オフィス・アワー
火曜日7・8校時(第3火曜日を除く)

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