身の回りの科学(教養セミナー)
 Science and Technology in Life (Education Seminar)
 担当教員:近藤 慎一(KONDO Shin-ichi)
 担当教員の所属:理学部物質生命化学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
日常生活の回りで接している商品やサービスには様々な科学技術が盛り込まれている。興味を持った科学技術について数人のグループで調査発表を行い、その技術を理解する。
・到達目標
上記のテーマに沿って、各自が興味を持った科学技術についてセミナー形式で発表することにより、企画力、表現力、質問の仕方、その受け答えについて学ぶ。
科学的な側面からの捉え方、発表の手法などを身につける。また、企画・表現・応対についての技術を向上させる。
・キーワード
身の回りの科学技術、調査手法、発表手法

【科目の位置付け】
身の回りの科学技術について理解することで、健全で良識のある市民として生きるための豊かな教養を得ることを目的とする(基盤教育の基本理念より)

【授業計画】
・授業の方法
・発表は数人が組となって行います。
・各組が興味を持った新しい科学技術を利用した商品やサービスを一つ選択し、どのような科学技術が利用されているかを各人の知識と専門性にあった範囲で調査する。Webから情報を得ることは構わないが、最低でも1冊は関連する本(できれば専門書)もしくは論文を紹介する。
・毎回数組ずつパワーポイントやレジュメなどを用いて全員の前で発表する。
・発表者以外は発表内容に基づき、評価・質問シートに一つ以上の質問内容を記入する。また、発表方法に対する改善点などを評価する。。
・発表者は質問内容に対して答える。
・発表内容について教員が補足解説をします。
・日程
第1回 授業全体のガイダンス
第2回 受講者の確定。1回めの発表の組分けと日程の調整。各組での調査内容についての話し合い。
第3回~第9回 1回めの発表を各組が順に行う。
第10回~第15回 2回めの発表を各組が順に行う。

【学習の方法】
・受講のあり方
セミナー形式ですので積極的に参加することが重要です。
・授業時間外学習へのアドバイス
・予習のあり方
発表者は他の人に対してどのように示せば理解しもらえるかを十分に考慮し、プレゼンテーションをするように心がけてください。
・復習のあり方
質問に対して答えられなかった項目については後日報告してください。

【成績の評価】
・基準
科学技術について他の人が興味を引く企画力、納得ができる表現力、発表者への適切な質問の仕方、質問に対する受け答えについて身に付けるための授業での活動に積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
評価・質問シート(40%)+口頭での質問(20%)+発表内容(40%)で評価する。

【テキスト・参考書】
なし。参考書については、各組が必ず一つは指定するように。

【その他】
・学生へのメッセージ
必ずしも完璧な発表や質問をできなくても、セミナーを通して少しでも改善することを狙っています。積極的に取り組んでください。
・オフィス・アワー
月曜日10:30~12:00(これ以外にも随時受け付けています)
連絡先:kondo@sci.kj.yamagata-u.ac.jp

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