【授業概要】
・テーマ
大学で「どのように学んでいくのか」を明確にして，自信を持って大学生活を送れるようになることが主なねらいです。この授業では今後「どのように生きていくのか」「どのように働いていくのか」について考えるための準備をします。そのために，自己理解に重点を置き，自分のことを分析し，自分が持っている価値観や動機づけるもの，能力などを点検します。
・到達目標
「どのように学んでいくのか」を自分の言葉で表現できるようになり，大学生活における行動計画を作成することを目標とします。
・キーワード
キャリア開発，キャリア発達，自立，自己理解
【科目の位置付け】
自立した一人の人間として力強く生き，他者を理解しともに社会を構成していく力を養う。（基盤教育の基本理念から）
【授業計画】
・授業の方法
毎回の授業は，短時間の講義と個人作業，グループワークで構成されます。講義や個人作業をもとに数名のグループでディスカッションをします。授業の内容に応じ，課題レポートや行動計画の提出を求めます。
・日程
１．オリエンテーション
２．キャリアとは何か？
３．４年間の学び方の整理
４．持ち味
５．自己ＰＲ
６．前半の振り返り
７．価値観
８．モチベーション
９．性格
10．傾聴
11．アサーション
12．行動計画作成の準備１
13．行動計画作成の準備２
14．行動計画の作成
15．全体の振り返り
注）授業の進行状況に応じて順番や内容が変更される可能性があります。
【学習の方法】
・受講のあり方
この授業では自分の「気付き」と「考え」を大切にします。このため，主体的に参加すれば得るものも大きくなります。
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
次の２点を満たすことを合格基準とします。（１）「どのように学んでいくのか」を自分の言葉で記述できる。（２）大学生活における行動計画を作成する。
・方法
「振り返りシート」を評価の基本とします。振り返りシートは毎回の授業終了後に提出するもので，記述の妥当性に応じて加点します（1回あたり最大12点）。このほか１～２回程度，ワークシートの提出を求める場合があります。提出物の得点を合計して最終的な評価とします（100点を上限とする）。
【テキスト・参考書】
テキストは特に使用しません。
参考書：小野田博之ら「キャリア開発24の扉」生産性出版（2011）．
【その他】
・学生へのメッセージ
■資料配布についてはウェブクラスを用いる場合があります。
■一部内容が重複しますので，共通科目のキャリアデザインを受講する方は本授業の履修を避けてください。
・オフィス・アワー
多くの場合，昼休み時間は研究室にいますので，質問や相談等がある場合は来てください。
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