【授業概要】
・テーマ
『古事記』上巻（神話）を読み、日本神話の構造と内容を学ぶ。
・到達目標
１.『古事記』原文を読み、内容を理解できる。
２.先行研究を調べて多様な解釈のあることを知り、それらを説明できる。
３.日本神話についての自分の考えを書いたり発表したりすることができる。
・キーワード
古事記・日本の神話・比較神話
【科目の位置付け】
『古事記』を読むことを通して、古典文学についての知識を豊かにし、温故知新の観点から現代を生きる自分の思想を確立する人間力を養う。
【授業計画】
・授業の方法
『古事記』を読んで調べたことを発表し、解釈について考え討論する。
・日程
第１回 講義の進め方とガイダンス
第２回 『古事記』と『日本書紀』の神話について
第３回 古事記序文の解説
第４回 別天神・神世七代
第５回 国生み
第６回 黄泉の国
第７回 天照大御神と須佐之男命
第８回 大蛇退治
第９回 稲羽の素兎
第10回 根の国訪問
第11回 天若日子
第12回 国譲り
第13回 木花佐久夜毘売
第14回 海幸彦と山幸彦
第15回 授業のまとめ・試験
【学習の方法】
・受講のあり方
１.『古事記』原文を音読し、内容について調べたことを発表する。
２.様々な解釈について討論する。
３.自分なりの解釈をまとめる。
・授業時間外学習へのアドバイス
１.『古事記』原文を音読する。
２.解釈について調べる。
【成績の評価】
・基準
１.『古事記』神話の構造や内容について説明できることを合格の基準とする。
２.世界の神話と類似した話を見つけて考察できることを合格の基準とする。
３.自分なりの解釈を発表することを合格の基準とする。
・方法
１.授業中の発表、討論 ２５点
２.授業中の提出物 ２５点
３.試験 ５０点
【テキスト・参考書】
倉野憲司校注『古事記』岩波文庫
【その他】
・オフィス・アワー
水曜日12：00～13:00
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