【授業概要】
・テーマ
英語圏の大学に留学を希望する場合、英語運用能力を図る英語標準テストのスコアの提示が必要となります。本講では英語圏の大学で広く採用されている英語標準テストの一つであるTOEFL iBT®の受験対策を行います。
・到達目標
(1) TOEFL iBT®で出題される各セクション(reading, listening, speaking, writing)の問題傾向を十分に理解し、基本的な解法を活用できる。 (2) TOEFL iBT®で出題される各セクションの問題を一通り解くことができる。 (3) TOEFL iBT®受験までの具体的な学習計画を立てることができる。
・キーワード
TOEFL iBT®対策、reading, listening, speaking, writing
【科目の位置付け】
教養科目>応用と学際>学際
【授業計画】
・授業の方法
各回に一つずつセクションに取組ます。学習を3段階に分け、(1)設問形式と解法を学び、(2)演習問題を解くことで問題に慣れ、解法を活用し、最後に(3)復習と小テストを行います。受講者には、第13-14回にTOEFL iBT® Complete Practice Test(模擬テスト)を受験してもらいます。正式なTOEFL iBT®ではありませんので、スコアはあくまで目安です。受験費用は3,500円程度で自己負担となります。
・日程
第1-4回 Writing, Speaking, Reading, Listening(第一段階) 第5-8回 Writing, Speaking, Reading, Listening(第二段階) 第9-12回 各セクションの復習と小テスト(第三段階) 第13-14回 Complete Practice Test(模擬テスト)のインターネット受験(教室で) 第15回 学習計画表の作成と授業のまとめ 受講希望者は、5月末までに下記のメールアドレスにご連絡ください。集中講義のためのガイダンス(6月予定)の日時・場所をお知らせします。 集中講義は7月16日(土)、7月23日(土)、8月6日(土)、8月9日(火)を予定しています(変更の可能性あり)。授業の詳細やテキストについてはガイダンスで説明します。メールアドレス(森川):morikawas@kdw.kj.yamagata-u.ac.jp
【学習の方法】
・受講のあり方
☆短期集中でTOEFL対策を行うので、遅刻したり欠席したりしないこと。 ☆受講前にTOEFL iBT®について調べておくこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
☆TOEFL iBT®の問題セクションには、speakingも含まれるので、授業外でも英語で話す練習が必須になります。したがって、英語の読み書きに加え、話す・聴くの練習もしておくこと。 ☆具体的な練習法についてはガイダンス時に説明します。
【成績の評価】
・基準
合格基準は以下の3点とする。 (1) TOEFL iBT®で出題される各セクション(reading, listening, speaking, writing)の問題傾向を十分に理解し、基本的な解法を活用できる。 (2) TOEFL iBT®で出題される各セクションの問題を一通り解くことができる。 (3) TOEFL iBT®受験までの具体的な学習計画を立てることができる。
・方法
小テスト(reading, listening, speaking, writing)20% 発言・質問 20% 学習計画 20% 課題20% Complete Practice Test 20%
【テキスト・参考書】
テキスト:ガイダンスで指定します。 参考書:(1)『The Official Guide to the TOEFL® Test』 (Fourth edition) 出版社:McGraw-Hill、出版年: 2012.(小白川図書館に英語版と日本語版の両方が所蔵されています。)(2)『スコア80突破ゼミ TOEFL iBT®テスト』著者アゴス・ジャパン、出版社:アルク、出版年:2014
【その他】
・学生へのメッセージ
TOEFL iBT®は、アカデミックな英語の運用能力を図ることを目的としており、TOEICに比べると難易度が上がります。受講者はTOEIC 550点以上の英語力をもつことが想定されています(TOEICを受けたことのない人は、『TOEICテスト 新公式問題集』(vol.4 or vol.5)などの市販の問題集を解いてどの程度のスコアを取れるかを確認しておくこと)。
・オフィス・アワー
水曜日14:40-16:10
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