【授業概要】
・テーマ
1)外国人学生との共同合宿を通じ相互理解を深め、国際感覚を養う 2)外国人学生と寝食を共にしながら、各国の事情、文化、習慣の違いなどについて理解を深める 3)さまざまな交流活動・イベントを通じて国際感覚やコミュニケーション能力を高める。 4)参加する外国人学生は、本学に在籍する留学生とする。
・到達目標
1)異文化を理解し、日本の文化・習慣との相違を知るようになる 2)外国人に対し自国の文化や事情を説明できる力を実践的に身につける 3)国際感覚やグローバル意識の向上を図る
・キーワード
異文化、日本文化、国際交流、地域活性化
【科目の位置付け】
基盤教育の教養科目などで学んだことを共同合宿や様々な活動を通して実践し、体得する
【授業計画】
・授業の方法
1)外国人学生との合同合宿によって異文化や国際交流を実践的に体得させる 2)ディスカッション、意見交換、プレゼンテーションを多面的に活用し、コミュニケーション方法を学ばせる 3)異文化、各国事情、グローバリゼーションに関する講義によって、これらの分野の知識を深めさせる
・日程
9月12~16日の5日間(13日~16日は合宿形式) 1日目 オリエンテーション、講義①「ディスカッションとコミュニケーション」(小白川キャンパス) 2日目 講義②「日本の政治情勢」、講義③「日本の経済・社会情勢」(蔵王山寮) 3日目 野外活動を通じた国際理解①・②、グループディスカッション①「日本の現状」、講義④「東日本大震災と原発問題」(蔵王山寮) 4日目 プレゼンテーション「各事情と課題」、グループディスカッション②「各国の個別課題」、 グループディスカッション③「各国の共通課題」、グループディスカッション④「山形県の国際化について」(蔵王山寮) 5日目 県庁訪問(山形市内)、県及び市の国際交流員と意見交換、まとめ発表(小白川キャンパス)
【学習の方法】
・受講のあり方
1)合同合宿参加前に、各国事情、異文化、国際交流などに関する資料・プリントを配布するので、十分予習しておくこと 2)合同合宿での国際交流活動の一環として、各国事情・課題などのプレゼンテーションを行うので、その準備をしておくこと 3)プレゼンテーションやディスカッションで使う英文や英語表現を練習しておくこと
・授業時間外学習へのアドバイス
1)外国人学生の出身国の事情、文化、習慣などを事前に情報収集しておくこと 2)自国の諸問題に関し英語で説明できるようにしておくこと 3)ディスカッションや意見交換では、積極的に発言すること
【成績の評価】
・基準
1)主体的、積極的に参加することが合格の最低条件 2)異文化を理解する能力、外国人とのコミュニケーション能力の基礎を体得することが合格の基準となる
・方法
1)参加姿勢、プレゼンテーション 60点 2)レポート 20点×2 40点
【テキスト・参考書】
参考書:青木保 著「異文化理解」(岩波新書) このほか、オリエンテーションの際、プリント等を配布するほか、適時、参考書を紹介する
【その他】
・学生へのメッセージ
外国人学生と一緒に楽しく積極的に交流を図ろう!
・オフィス・アワー
月曜日から金曜日 午前8時半から午後5時まで、教育学生支援部国際交流課 国際交流室 連絡先:rgkokusai@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
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