情報処理
 Information Processing
 担当教員:吉田 浩司(YOSHIDA Hiroshi)
 担当教員の所属:基盤教育院
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
山形大学の情報処理環境を理解し、それを有効に活用するスキルを身につける。コンピュータおよびネットワークを用いたソリューション(問題解決)の基本を実習する。
・到達目標
文房具としてコンピュータおよびネットワークを活用できるようになること。具体的には情報収集およびコミュニケーションにネットワークを活用できるようになること。ネットワーク社会におけるルールとマナーを身に付け安全に利用できるようになること。コンピュータによるデータ処理および表現の技術を習得すること。

【科目の位置付け】
「基盤教育の基本方針」に基づき、皆さんが学問の実践に役立つ知識や能力を身につけ、「人間力」を育成する一助として、情報リテラシーが位置づけられています。

【授業計画】
・授業の方法
以下の単元構成で15回の講義と演習をおこないます。(順番は入れ替えることがあります。)
・日程
 1.イントロダクション/LMS への登録と利用
 2.コンピュータの仕組みと Windows PC の操作
 3.ネットワークの仕組みと電子メールの利用
 4.クラウドサービス(GoogleApps)の利用
 5.学習のためのネットワーク資源の利活用
 6.情報倫理
   ネットワーク社会(ルールとマナー)/ユーザ認証とアカウント管理/
   ネットワーク利用の注意点/ネットワーク社会の問題とトラブル/
   ネットワーク社会と法律
   (知的財産と著作権/不正アクセス/個人情報保護/電子商取引など)
 7.医療従事者のための個人情報保護
   医療を取り巻く環境の変化/個人情報の取り扱い/ケーススタディ
   (日常業務/問い合わせ対応/院外への情報提供/情報システム管理/その他)
 8.ワードプロセッサによる文書作成(Microsoft Word)
 9.表計算ソフトによるデータ処理(Microsoft Excel)
10.統計学と統計処理の初歩
11.プレゼンテーションの作成(Microsoft PowerPoint)
12.その他発展課題

【学習の方法】
・受講のあり方
実習に積極的に参加しましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習は必要ありません。習ったことは何度でも繰り返しましょう。

【成績の評価】
・基準
情報倫理については選択問題による試験を行う。ネットワーク社会におけるルールとマナーが理解できていること。電子メール、情報検索、表計算によるデータ処理、文章やプレゼンテーションについては、課題を提出してもらう。それらのシステムの仕組みが理解できていること。
・方法
情報倫理に関するオンライン試験(全得点の40%)、および、与えられた課題に対して、印刷物あるいは電子的に提出されたもの(全得点の60%)で評価する。

【テキスト・参考書】
山形大学情報処理テキスト(2016年版)

【その他】
・学生へのメッセージ
日常生活のありとあらゆる場面でコンピュータを活用することが可能です。使い込んで、コンピュータと友達になりましょう。講義・演習内容は理学部の新入生を想定しています。他学部他学年の受講は可能ですが、以上の点に留意してください。
・オフィス・アワー
定期的な不在時間帯は、以下のサイトの「授業関連のページ」を参照してください。
URL: http://www.quark.kj.yamagata-u.ac.jp/~yoshida/

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