絵画を読み解く(アドバンストセミナー)
 Decipherment of Paintings (Advanced Seminar)
 担当教員:佐藤 琴(SATO Koto)
 担当教員の所属:基盤教育院
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
・実践的なプロジェクトを通じて専門分野での学業の充実や社会で活躍するための基盤となる能力(社会人基礎力)をみがき,育てる授業です。
・複数ある授業「アドバンストセミナー」の中で、自らの興味関心にあった授業を選択し,それぞれの授業において課題活動を企画・遂行します。
・到達目標
・課題を発見し,整理し,適切に解決する(課題発見・解決力)
・課題全体を見通し段取りを決め、自分にあった役割を発見・遂行する(自己形成・自己管理力)
・適切にレポート作成や発表を行い,自分の考えを伝える(文章作成力,プレゼンテーション力)
・活動に必要な知識を自ら獲得し,主体的に知識を活用する(知識,積極性)
・キーワード
課題発見・課題解決力,自己管理力,コミュニケーション力,文章作成力,プレゼンテーション力,積極性,主体性

【科目の位置付け】
スタートアップセミナーで身につけたことをさらに高めることを目的としています。

【授業計画】
・授業の方法
この授業では、優れたクリエイターが生み出した絵画等を対象とし、その制作意図と背景を探ります。成果はプレゼンテーションとして発表し、最終的にはレポートにまとめます。自分が興味のある作品を自由に選んでください。
・日程
およそ以下のような日程で、学習を進めていきます。
第 1回 :オリエンテーション
第 2回- 5回:作品選定、ディスクリプション(作品著述)練習、作品解釈
第 6回- 9回:各自がプレゼンテーションとしてまとめる、発表し検証しあう
第10回-13回:最終レポートに向けて追加調査と作成
第14回-15回:最終レポートの講評
あくまで予定であり、変更することもあります。

【学習の方法】
・受講のあり方
この授業は、学生のみなさん自身が社会や専門分野で必要となる基盤的な能力をみがくのが最大の目的ですから、積極的に講義に参加しましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
取り上げたい作品を選ぶときには、多くの人々から沢山の高い評価を受けているクリエイターの作品にしましょう。

【成績の評価】
・基準
以下の観点で評価します。
・作品に対する観察眼が養われたか
・プレゼンテーションのわかりやすさ
・レポートの完成度
・方法
以下のものを評価の対象とします。
・最終プレゼンテーション(50点分)
・最終レポート(50点分)
これらの合計をもって評点とします。

【テキスト・参考書】
テキスト:山形大学基盤教育院編『社会人基礎力をみがく』(山形大学出版会)
参考書:山形大学基盤教育院編『なせば成る! ― スタ-トアップセミナ-学習マニュアル』(山形大学出版会)

【その他】
・学生へのメッセージ
私の専門は江戸時代の絵画ですが、それに限らず、巷にあふれているあらゆる視覚芸術(西洋絵画、現代美術、イラスト、アニメ、マンガなど)にも興味を持っています。一緒に絵画を見て考えましょう。
・オフィス・アワー
特に設けません。訪問前に連絡してください。
メールアドレス koto-s@kdw.kj.yamagata-u.ac.jp

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