【授業概要】
・テーマ
英語の読解能力を養成する授業である。
・到達目標
平易な語彙で論理的に書かれた英文を読解するための基礎的な能力を身につけ、一般的な語彙で書かれている社会、文化、生活などさまざまな話題を扱った文の大意をつかむことができる。身近なテーマについて、平易な語彙で書かれたエッセイや新聞記事などを読んで、内容を把握することができる。
・キーワード
物理の英語
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(英語II(中級))
【授業計画】
・授業の方法
授業では前もって指定された学生が本文の朗読と内容の解釈を発表し、それについてクラス全体で質疑応答するという形で進める。なるべく多くの学生に当たるように、初めのうちは1センテンスずつ当てて行くが、漸次、段落ごとの発表へと移行して行く。また、教科書だけでは単語力に偏りが出てしまうので一般的な単語力養成のための15分程度の小テストを毎時間始めに行う。そのための資料として前もってプリントを毎授業時に配付する。
・日程
Through the Wonders of Physicsという用書の目次に沿って示せば毎回読む内容は次の通りになる。全部で15課あるので一回の授業で1課以上の量を読む予定であるが、今は機械的に示す。内容は高校での物理学で十分楽しめるとても興味をそそるお話しです。物理学の理解が深まるばかりでなく、英語が楽しくなることで読むと請け合います。声を出して読んできて下さい。 1回目:Unit 1: Why is the sky blue? 2回目:Unit 2: Are you shorter standing up? 3回目:Unit 3: Newton’s laws of motion 4回目:Unit 4: How deep can you go snorkeling? 5回目:Unit 5: Battling against invisible forces 6回目:Unit 6: How can planes fly upside down? 7回目:Unit 7: How to hunt rainbows 8回目:Unit 8: Are there sound waves in space? 9回目:Unit 9: The wonders of resonance 10回目:Unit 10: Why are so many sparks flying in winter? 11回目:Unit 11: Current beneficial and dangerous 12回目:Unit 12: Divine sparks 13回目:Unit 13: Earth’s magnetic field 14回目:Unit 14: Electromagnetism to the rescue 15回目:Unit 15: Ways of seeingと 期末試験
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業には予習をして臨むこと。(第1回目からです!) ・辞書は必携です。 ・発言するときは、はっきり聞こえる声で「・・・です」、「・・・だと思います」、「・・・ではないかと思います」など語尾を大きな声ではっきりと表現すること。平常点評価観点の一つです。
・授業時間外学習へのアドバイス
・音読を何度も何度もして下さい。
【成績の評価】
・基準
・筆記試験:英文構造の理解度。訳文の的確さ。 ・平常点:英語らしい朗読が出来るか、明瞭には発表出来るか、説明出来るか、当てられた時に沈黙せず、即座に応答出来るか、居眠りをしていないかなど、受講態度・成果を総合的に評価する。
・方法
・筆記試験:60% ・平常点:20% ・TOEIC: 20%
【テキスト・参考書】
Walter Lewin著(Tomoko Hanasaki編)、Through the Wonders of Physics、2014 英宝社(2052円)。販売店:山形大学生協(小白川店)
【その他】
・学生へのメッセージ
第1回目から授業をしますので、教科書を生協から購入して出席すること。
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