中国語II
 Chinese Ⅱ
 担当教員:福山 泰男(FUKUYAMA Yasuo),解 澤春(XIE Zechun)
 担当教員の所属:人文学部人間文化学科,人文学部非常勤講師
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
 仕事や旅行で東アジアを往来する機会の増えた日本人にとって、英語だけでなく中国語を習得する必要性は益々高まっています。
中国語には多くの方言があります。一般に中国語は七大方言(八大方言とも)に分かれます。本授業で学ぶ中国語は、北方方言を基礎として形成する標準で、“普通話”と呼ばれるものです。“普通話”は中国及び世界各地の華人社会の共通語であるにとどまらず、国連の公用語の一つともなっていて、大変に有用性の高い言語です。
 本授業は、中国語を半年ほど履修した人を対象として、中国語文法の基本とその活用法学びます。基本的な会話力・ヒアリング力、初級レベルの語彙・語法と、それにもとづく作文力を習得します。  
・到達目標
 中国語の発音表記「ピンイン」をマスターした上で、さらに様々な基本文法を理解し応用する段階です。中国語検定試験4級程度のヒアリング力も身につけます。
 日常会話・旅行会話等に用いる実践的な初級会話力をマスターし、初対面の中国人と簡単な会話ができるようなコミュニケーション力を習得します。
・キーワード
 中国語初~中級 発音 会話 ヒアリング力 コミュニケーション力

【科目の位置付け】
 共通科目 コミュニケーション・スキル2 中国語

【授業計画】
・授業の方法
 テキストの発音・理解・練習・ロールプレイング以外に、上海の様々な風景や人々の暮らしぶりを通して、中国現代文化に対する理解を深めます。
・日程
 1.様々な助動詞 2.補語の使い方 3.疑問詞の不定用法 
 4.前置詞の用法 5.使役・受身文

【学習の方法】
・受講のあり方
 CDの音声や教員の発音にならい、大きく明瞭な声で、音読やロールプレイングを行います。わからない発音や文法事項は、積極的に質問します。
 習得した語法や語彙、さらに辞書を活用し、簡単な中国語作文を作成します。
・授業時間外学習へのアドバイス
 課題、音読練習など指示どおりに予習します。
 プリント・練習問題など指示どおりに復習します。

【成績の評価】
・基準
 意欲的に出席し、授業内容を理解したか、発音は正確か、基本的な読み書き・聞き取りができているかを評価します。 
・方法
 受講姿勢20点。小テスト40点。期末テスト40点。以上を2名の教員の平均点で算出。

【テキスト・参考書】
 教科書:開講時に指示します。
 辞書:『はじめての中国語学習辞典』(朝日出版社)、『プログレッシブ中国語辞典』(小学館)、電子辞書等。

【その他】
・学生へのメッセージ
 「中国通」の人材は、今後さらに活躍の舞台が広がることは間違いありません。一歩一歩学びを重ね、将来の職業や文化交流等に、中国語の基本的能力を役立ててください。
・オフィス・アワー
 水曜日 12:00〜13:30

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