【授業概要】
・テーマ
本授業は、「中国語Ⅰ」に引き続いて開講されるコースです。中国語の基礎文法を一通り学ぶことによって、中国語に対する理解を深め、さらに初中級以上の中国語を学習するための基礎を確立します。
・到達目標
前期の「中国語Ⅰ」の目標を深化させながら、単語を入れ替えたり文の抑揚を付けたりしてさまざまな場面で使える中国語を学び、簡単な中国語でコミュニケーションがとれるようになることを目標とします。
・キーワード
中国語入門 発音 会話
【科目の位置付け】
本授業は、中国語によるコミュニケーション能力を身につけることによって、中国文化への理解を深め、国際化の進む社会の中で「生きる力」を培うものです。
【授業計画】
・授業の方法
教材に提示された単語や文型、文法ポイントおよび本文の説明をします。重点的に応用練習を行います。
・日程
主要なテーマと順序は次の通りです。 第1回 前期の復習 第2回 年月日・曜日・時刻の言い方、文末の“了” 第3回 前置詞の用法、動詞につく“了” 第4回 時間量の言い方、動詞の“在” 第5回 “是~的”構文、進行の表し方 第6回 主述述語文、結果補語 第7回 二重目的語をとる動詞、様態補語 第8回 助動詞の用法、方向補語 第9回 動詞の重ね型、疑問詞の不定用法 第10回 仮定の表現、可能補語 第11回 “把”の構文、お金の言い方 第12回 選択疑問文、形容詞の重ね型、 第13回 使役表現、“就要~了” 第14回 “被”の構文、禁止表現 第15回 後期のまとめ(試験を含む)
【学習の方法】
・受講のあり方
大きな声で発音や会話の練習を行い、わからない発音や文法事項は積極的に質問します。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎回十分な予習を行い、新しい単語を調べ、文法事項に目を通し、テキスト付録のCDを活用して本文を何度も音読してみます。授業で習った内容が頭に残っているうちに復習します。
【成績の評価】
・基準
意欲的に出席し、授業内容を理解したか、発音は正確か、基本的な読み書き・聞き取りができているかを評価の基準とします。
・方法
平常点(出席状況・授業での発言と小テスト)50点、期末テスト50点。以上を2名の教員の平均点で算出します。
【テキスト・参考書】
相原茂・陳淑梅・飯田敦子『日中いぶこみ広場』朝日出版社、2,500円(税別) 参考書:授業で紹介します。その他適宜資料をプリントして補充します。
【その他】
・学生へのメッセージ
語学は繰り返しと積み重ねが大切です。ネイティブの発音を毎日触れて、聞くだけでなく、読み書きもしっかり学ぶこと、それがずっと役立つ中国語への近道です。
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