ドイツ語の基本的な文法や語彙を学習し、総合的なドイツ語運用能力を身に付けるための足場を固める。大学生の興味関心や生活スタイルに合った実用的な会話表現を習得する。

ドイツ語の音に慣れ、基礎的な文法事項を習得する。簡単な日常会話が出来る程度の語彙と文法、平易な内容の文章を読み解く力を身につける。ドイツ語検定4級レヴェル（ヨーロッパ共通参照枠A1に相当）のドイツ語運用力を身につけることを最初の到達目標とします。

ドイツ語、外国語コミュニケーション、異文化理解

初修ドイツ語（コミュニケーション・スキル２）の教育を通して、その基本的な知識を習得し、基礎的なドイツ語運用能力を身につけるとともに、ドイツ語圏の文化の一端に触れ、国際的な感覚と、多種多様な異文化との接触に対応できる能力を養うものである。

火曜日（松崎）：教科書『ヴェーラとヴェルナー』を用いて、ドイツ語ⅠCの復習も交えながら、順次、基礎的な文法と表現について説明と練習を行う。
金曜日（シュルツェ）：易しい会話表現を練習しながら、基本的な文法を少しずつ勉強します。会話の機会を増やすため、グループワーク、ロールプレイングやゲームを取り入れます。リラックスして楽しんで下さい。

火曜日と金曜日、週二回の授業で１つの科目となる。
第１回目に火曜日、金曜日それぞれにガイダンスを行う。
第２回目～第１４回目では、
火曜日（松崎）は、教科書に従って主に発音と文法の授業を行う。（具体的には、動詞の三基本形、現在完了形、再帰動詞、zu不定詞、主文と副文、形容詞の格変化、比較、関係代名詞、受動）
金曜日（シュルツェ）は、教科書を進めつつ、会話表現（挨拶・自己紹介・天気・道案内・キャンパス生活・買い物・料理・音楽・映画・スポーツ・ファッション・パーティー・外見と性格の表現・具合と体調の説明など）の練習をします。
第１５回目に、火曜日、金曜日それぞれに試験と授業のまとめを行う。

火曜日（松崎）：ドイツ語の音を口にし、単語や文を音読し書いてみること。それを繰り返すこと。継続すること。
金曜日（シュルツェ）：初めてドイツの文化や言語に触れるわけですから、それほど難しい内容は扱いません。楽しく勉強するためにも積極的な授業参加を望みます。受講マナーを守ること。

予習は各自の判断で行ってください。復習のために、授業で解説した文法事項について練習問題（教科書のもの、もしくはプリント）を宿題にすることがある。

目標への到達度と授業への参加意欲を総合的に評価する。二人の教員が、それぞれ50点満点で成績をつけ、合計して評点とする。

火曜日（松崎）：期末試験（筆記）80％、平常点20％。（授業時間数の4分の3回以上の出席を評価の前提とする。やむを得ぬ事情で欠席する場合は、次週にかならず連絡すること。）
金曜日（シュルツェ）：期末テスト（口頭）80％・宿題・授業態度・参加度 20％

教科書は、前期ドイツ語ⅠCで指定したものの継続使用です。
（火曜日）『ヴェーラとヴェルナー』朝日出版社 ISBN: 978-4-255-25382-4
（金曜日）『スツェーネン1 －　場面で学ぶドイツ語 －』三修社 ISBN：978-4-384-12244-2
他に参考書として独和辞典が必要である。

火曜日（松崎）：学習のどの段階でも、まずはやってみること。繰り返すこと。何度も発音をし、書いてみて、ドイツ語に慣れてください。
金曜日（シュルツェ）：説明は日本語で行い、ゆっくり進みますので安心して下さい。外国語の勉強に一番必要なことは、その国に対する興味です！　自信を持って、明るく、みんなと仲良く、楽しく勉強しましょう。