中国語II
 Chinese Ⅱ
 担当教員:李 通江(LI Tongjiang),西上 紀江子(NISHIGAMI Kieko)
 担当教員の所属:人文学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
中国語Ⅰに引き続き開講されるコースです。中国語の語彙を増やし、運用能力を高めることを目指します。
・到達目標
①前期に引き続いてさらに語彙を増やし、さまざまな補語や過去・完了・経験の表し方などを修得する。
②辞書を活用することで、簡単な中国語の文章を理解できる。
③修得した文法を運用しながら、簡単な会話ができる。
・キーワード
語彙、辞書、補語、会話、繰り返し練習

【科目の位置付け】
漢字で表記しながらも日本語と異なる言語体系を持つ中国語を、日本語との違いに留意しながら学習することで、両者への理解を深め、複数の視点を修得するものである。

【授業計画】
・授業の方法
教科書に沿って進める。日本人の教員が主に文法事項の説明をし、中国人の教員が練習問題を担当する。中国の社会・文化背景を知るためにビデオ教材も随時併用する。
・日程
授業の進み具合によって多少のずれは予想されますが、この学期に学ぶことは以下の通りです。
第1週 ガイダンス及び前期の復習  第2週 可能の助動詞  第3週 方位詞  
第4週 年月日の言い方   第5週 可能補語  第6週 様態補語   第7週 経験を表す 
第8週 復習及び中間テスト  第9週 時刻  第10週 程度補語   第11週 使役表現 
第12週 受け身表現  第13週 「把」構文  第14週 まとめと復習 
第15週 まとめと評価テスト

【学習の方法】
・受講のあり方
①辞書を毎回持参し、疑問点は先ず辞書を引いて確認する姿勢を身につける。
②毎時間、積極的に声を出し、正確な発音の習得に努める。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキスト附属のCDを聴いてくること。
新出単語の簡単な意味は教科書に掲載してありますが、自分でも辞書を引いて確認してくること。

【成績の評価】
・基準
教科書の内容を聞き取ることができ、また滑らかに音読できる、修得した文法事項を活用して場面に合わせて受け答えができることを合格の基準とします。
・方法
李:平常点 10点、授業中の練習(聞き取り、課文の読み方等)15点、期末テスト25点 計50点
西上:平常点 5点、中間テスト(発音)15点、期末テスト(筆記・聞き取り)30点 計50点

【テキスト・参考書】
テキスト:三宅登之監修 李軼倫著「四コマ漫画で学ぶ中国語」(朝日出版社)

【その他】
・学生へのメッセージ
中国語の発音は簡単ではありませんが、歌や映画鑑賞なども取り入れ、学生同士で学び合える楽しい授業を心がけます。また、テレビやラジオ、留学生との交流など、中国語学習のチャンスは教室の外にも広がっています。学習を通して、個々の世界を広げていきましょう。

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